[アニメ レビュー] 淡島百景 第5話 大久保あさ美/浅香みどりと浅上レオ

淡島百景
この作品は女性だけで構成される淡島歌劇とその附属学校を舞台にした物語デス。エピソードによって、時代も主人公も変わるところが特徴と言えるデショウ。
ちなみに淡島は「あわしま」じゃなくて「あわじま」って読むそうよ。
※本記事は2026年5月17日時点での視聴をもとにした記事です。
※記事の中で完全にストーリーのネタバレをしています。
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第5話 大久保あさ美/浅香みどりと浅上レオ
第5話の長さは23分40秒(1420秒)。登場人物やストーリーの流れは以下のとおりデス。
<登場人物>
- 大久保 あさ美(おおくぼ あさみ)
- 宗教の信者である両親と自分の気持ちの距離に悩む予科生。
- 浅香 みどり(あさか みどり)
- 幼少期に観た淡島歌劇のトップスター司玲於奈にあこがれて淡島歌劇学校に入学した。
<ストーリーの流れ>
⇩
自分の本心を母親にぶつけてしまったあさ美
⇩
自分の人生を歩くために決断するあさ美
⇩
浅香みどりと浅上レオ
起 (119秒 + 181秒)
予科生である大久保あさ美は、宗教に熱心な親のもとで育ちマシタ。
あさ美ちゃんはそれが原因で苦労もしてきたみたいね。
0-29
人が入ったあとのお風呂に入れない 29秒
29-1:59
OP:「blue hour」Hana Hope 90秒
1:59-2:25
本科棟にも広がる噂 26秒
2:25-2:45
明るく優しい大東先輩 20秒
2年制の淡島歌劇学校では本科生と予科生がルームメイトとして生活シマス。入学したての予科生が、大東のような優しい先輩とルームメイトになれることはラッキーと言えマス。
2:45-3:15
宗教に熱心な両親のもとで育ったあさ美 30秒
3:15-4:10
神社のお祭りに行くのにも一悶着 55秒
子どもの頃にお友だちと好きに遊べないのはちょっとかわいそうね。あさ美ちゃんは自分で信仰しているわけじゃないもの。
4:10-4:55
両親が信仰しているのはカルト宗教⁉️ 45秒
4:55-5:10
他人に対して心の壁ができてしまったあさ美 15秒
承 (290秒)
あさ美は淡島歌劇学校の入学試験に見事合格しマシタ。
淡島に通うようになれば、少しは宗教から距離をとれるようになるかもしれないわね。
5:10-5:30
淡島歌劇学校への入学に賛成してくれた両親 20秒
5:30-6:00
えらい先生へのお願い 30秒
6:00-6:20
あさ美の宗教に対する生理的嫌悪 20秒
6:20-7:15
淡島歌劇学校に合格したことを報告をするあさ美 55秒
自分の努力よりもお祈りしたことを優先されたんじゃ、あさ美ちゃんが落ち込むのも無理ないわね。
7:15-7:40
あさ美を見つけて大喜びする熊谷洋子 25秒
7:40-8:30
洋子とは宗教の子ども会で一緒だった 50秒
あさ美は子どもの頃には宗教も受け入れていたようデス。信仰の厚い両親に嫌悪感を抱くようになったのは、なにか原因がありそうデス。
8:30-9:30
大喜びの母親 60秒
9:30-10:00
母親に本心をぶちまけてしまうあさ美 30秒
転 (425秒)
両親と自分の関係をどう考えるべきか、その問にあさ美は答えを出しマス。
あさ美ちゃんの大人への第一歩ってところね。きっと、自分の人生を自分のものにするために必要な決断だったんだわ。
10:00-10:30
お風呂へ向かうあさ美 30秒
10:30-11:00
あさ美への態度が変わる洋子 30秒
電話での親子の会話がすべて筒抜けになっていたようデス。こういうことの積み重ねが、あさ美の両親への嫌悪感へとつながっているのデショウ。
11:00-11:25
再び泣いてしまうあさ美 25秒
11:25-12:25
本音を話せる相手は洋子しかいない 60秒
なんか、がんじがらめっていうか……他人に対して心を閉じてしまうあさ美ちゃんの気持ち、わかる気がしたわ。
12:25-13:10
自分の隠れた本心に気付かされるあさ美 45秒
13:10-13:50
宗教のことを大東先輩に話すあさ美 40秒
13:50-14:40
大東先輩のアドバイス 50秒
14:40-15:20
大東先輩に話したのはあさ美の打算 40秒
15:20-16:20
あさ美の決意 60秒
16:20-16:45
校内に美声を響かせたあさ美 25秒
16:45-17:05
母親に電話をかけるあさ美 20秒
結 (305秒 + 90秒)
淡島歌劇のトップスター浅上レオの誕生に関する短いお話デス。
コンパクトですっきりとした気持ちの良いお話よ。
17:05-17:45
浅香みどりは出会ってしまった 40秒
17:45-18:20
玲於奈様のような素敵な人になりたいみどり 35秒
18:20-18:40
みどりのキーマンは叔母 20秒
スターの人生には、夢へと導いてくれるようなキーマンとの出会いがありマス。みどりにとっては、叔母がそのキーマンだったのデスネ。
18:40-19:05
夢は玲於奈様と同じ舞台に立つこと 25秒
19:05-20:05
玲於奈様の引退にショックを受けるみどり 60秒
20:05-20:30
淡島歌劇学校への入学 25秒
20:30-21:00
みどりの芸名は「浅上レオ」 30秒
21:00-21:30
新人公演で玲於奈様と同じ役に決まったレオ 30秒
玲於奈様の演じたウィリアム・スナイブスンではなく、浅上レオのウィリアム・スナイブスンでなきゃダメなのよね。なんてったって、浅上レオは大スターになるんだから。
21:30-22:10
玲於奈様との対談で泣いてしまうみどり 40秒
22:10-23:40
ED:「光」中島美嘉 90秒
レビィの感想
すっきりした絵柄がとても観やすい作品ね。女性だけの歌劇学校っていう設定と相まって、画面から清潔感すら感じるわ。でも、その舞台で描かれる少女たちの物語は美しいものばかりではないの。
今回は大久保家の両親と宗教の関係を通して成長するあさ美ちゃんの姿が描かれていたわ。精神的な自立っていうのかしら。一度は自分の感情を一方的に母親にぶつけてしまったあさ美ちゃんなんだけど、宗教を信仰する両親との距離をちゃんと決めることにしてたわね。そして、それを母親に説明する覚悟も。悩みがふっ切れたことが功を奏したのか、あさ美ちゃんの成長はそのまま歌声に反映されていたわ。
テーマとして宗教を扱うのは非常にデリケートだと思うんだけど、思いのほか真正面から斬り込んで描いていて驚いた。優しくて理解のある両親だけど、不意にあさ美ちゃんの心を土足で汚してしまう無神経さ。他人からのいわれなき中傷。そういった理不尽が他人の入ったお風呂に入れないあさ美ちゃんを形づくっていったんだと思うわ。
宗教や両親からの心の開放と引き換えに、あさ美ちゃんはこれからの将来への不安と孤独を背負うことになるでしょうね。でも、自分の人生を自分の足で歩く道を選んだことはとっても尊いことだと思うの。わたしはあさ美ちゃんを応援するわ。
2つ目のエピソードは説明不要のショートストーリー。短いけれど、清々しい気分になれるお話だったわね。この作品の魅力は淡島歌劇にあこがれて集まる少女たちの悲喜こもごもの群像劇。時代も主人公も入れ替わって描かれているところも面白いわ。観ていくほどに淡島歌劇学校の歴史と伝統の重みが深まってゆく作品だわ。
宗教を信仰する家で育ったあさ美