[名作1クール レビュー] けいおん！ #2 楽器!
各話レビューリスト
※本記事は2023年6月15日時点での視聴をもとにした記事です。
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#2 楽器!
#2の長さは24分20秒（1460秒）。独断で起承転結の４つに分割している。これ以降はネタバレ注意です。
楽器!
なんとかお金をかき集めて楽器屋へ向かう軽音部。しかし寄り道ばかりで本来の目的を忘れそうになってしまう。なんとか楽器屋へたどり着いたものの、唯が一目惚れしたギターは手が出そうにない。そこで軽音部のみんなでバイトをして唯のギターを買うことにしたのだった。
コミュ障の澪でもできそうなバイト。それは交通量調査。襲いかかる退屈も乗り越え、なんとか無事に1日目を終えた軽音部。唯はみんなに感謝の言葉を伝え、ギターを毎日練習することを約束した。
唯はせっかくみんなで稼いだお金を受け取ることができなかった。唯はそれをもっと重い何かだと感じたのだ。レスポールはあきらめて安いギターを買いに行った軽音部だったが、紬のお嬢様パワーでレスポールを5万円で買うことができた。ついに軽音部は本格的に活動できるようになった。
#2の見どころ
- 個性が光る楽器の担当
- みんなでバイト
- ハジメテノオト
※背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。
起 （310秒）
0-5
ロゴ 5秒
5-35
唯の心配をする和 30秒
35-57
ぼーっと生きてきた唯 22秒
57-2:27
OP：「Cagayake!GIRLS」桜高軽音部 90秒
2:27-3:14
ベース担当、秋山澪 少し繊細 47秒
3:14-4:02
キーボード担当、琴吹紬 お嬢様 48秒
4:02-4:50
ドラム担当、田井中律 元気いっぱい 48秒
4:50-5:10
面白い人と仲間に 20秒
軽音部のメンバーの紹介パート。
承 （362秒）
5:10-5:30
澪あざとい！ 20秒
5:30-6:30
ギター見にいこうぜ 60秒
6:30-7:20
憂ちゃんマジ天使 50秒
7:20-7:45
たどり着けない 25秒
7:45-8:35
ただのショッピングに 50秒
8:35-9:00
ギターコーナーに到着 25秒
9:00-9:40
レスポールに一目惚れ 40秒
9:40-10:00
あきらめられない 20秒
10:00-10:40
澪と律もそうだった 40秒
10:40-11:12
みんなでバイトしよう 32秒
唯のギターを探しに楽器屋へ行くパート。
転 （313秒）
11:12-11:30
唯の成長を喜ぶ和ママ 18秒
11:30-12:10
澪のハードル 40秒
12:10-12:30
勇気を振り絞る澪 20秒
12:30-12:50
野鳥の会ではない 20秒
12:50-13:05
憂ちゃんマジ天使 15秒
13:05-13:35
遊びじゃないんだぞ 30秒
13:35-14:00
紬の前では排気ガスも高原の風に 25秒
14:00-14:35
退屈になってきた 35秒
14:35-14:55
ドラムの練習 20秒
14:55-15:55
もう職業病に 60秒
15:55-16:15
ありがとね～ 20秒
みんなでバイトをするパート。
結 （360秒 + 125秒）
16:15-16:50
お金の重みを感じた 35秒
16:50-17:40
はやくみんなと演奏したい 50秒
17:40-18:00
やっぱり欲しい 20秒
18:00-18:30
値切ってみたかった紬 30秒
18:30-19:30
テンション上がる 60秒
19:30-19:50
ギターは友達怖くない 20秒
19:50-20:50
演奏してこその楽器 60秒
20:50-21:10
やる気出てきた 20秒
21:10-21:30
カッコいい 20秒
21:30-22:15
目標は武道館 45秒
22:15-23:45
ED：「Don’t say “lazy”」桜高軽音部 90秒
23:45-24:15
次回予告 30秒
24:15-24:20
ロゴ 5秒
ついに唯がギターを手に入れるパート。
シーンリプレイ
4:50-5:10
面白い人と仲間に 20秒
少し浮世離れした意見の紬だが、誰よりも軽音部のことを大切に想っているのも紬だ。
6:30-7:20
憂ちゃんマジ天使 50秒
12:50-13:05
憂ちゃんマジ天使 15秒
憂を妹に持てたことが唯にとって最高のラッキー。というかすべてのガチャで神を引き当てる唯もすごい。
15:55-16:15
ありがとね～ 20秒
16:50-17:40
はやくみんなと演奏したい 50秒
お金を稼ぐお話だけれど、彼女たちが得たものは信頼と友情。唯もみんなもはやく一緒に演奏したいと思っている。
感想
今回は軽音部の4人が初めての共同作業をする。それは唯のギターを買うためのバイトである。学生のバイトなのでそれほどお金は貰えなかったが、唯に軽音部のみんなと演奏したいという気持ちがハッキリと表れる大切な回だ。
内容は感動回っぽいのだが、紬のお嬢様パワーで値切ってギターを買えるというオチになっており、過剰な感動をあおらないあたりが”らしい”と思う。物語を壮大に魅せるよりも、キャラクターの感情に寄り添うような演出に力を入れているあたりも「けいおん！」の魅力だ。
ギャグを織り交ぜた物語のなか唯がみんなにお礼を言うシーン、お金を受け取るシーンなどは唯の素直な感情が感じられる。みんなの気持ちを受け取ったから「みんなと一緒に演奏したい」という気持ちが生まれているのだ。
日常系ギャグアニメとして強引な展開で唯は軽音部に入部し、ミラクルな展開で高価な楽器を手にした。しかし彼女たちの心や感情の動きはとても素直で自然に表現されている。どんなにハチャメチャに展開しても、強さも弱さも等身大だからこそ私たちは彼女らに感情移入ができる。
いっぱい寄り道をしながら、無事にギターを手にした唯。いよいよ軽音部の活動が本格的に始まるのだ。
高校生になるまでぼーっと生きてきた唯だったが、軽音部に入ってやる気マンマン。他のメンバーに楽器を選んだ理由を聞いてみたら、それぞれの個性に合った楽器を選んでいることが分かった。