[名作1クール レビュー] 涼宮ハルヒの憂鬱(第1期) 第12話 ライブアライブ
各話レビューリスト
※本記事は2022年11月19日時点での視聴をもとにした記事です。
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第12話 ライブアライブ
第12話の長さは23分53秒(1433秒)。独断で起承転結の4つに分割している。これ以降はネタバレ注意です。
ライブアライブ
鶴屋さんとみくるのメイド姿を堪能した3人は、別行動でそれぞれの文化祭を楽しむことになった。SOS団のメンバーがいない静かな時間を持て余すキョンは、体育館で一休みすることにした。淡々と演目が進むなか、軽音楽部の時間に出てきたのは、バニーガール姿のハルヒと魔法使いの長門だった。
ハルヒと長門は助っ人としてバンドに参加したそいう。急ごしらえとは思えぬそのパフォーマンスは、体育館を熱狂させたのだった。そしてステージで輝いているハルヒは、生き生きと楽しそうに見えた。
軽音楽部を助けたことで感謝されたハルヒだったが、どう受け取っていいか分からない。人に何かを与えることで喜びが帰ってくることを実感したハルヒ。その気付きによって彼女の世界は輝きだし、キョンと一緒にやりたい事があふれ出て来るのだった。
第12話の見どころ
- 鶴屋さん
- 圧巻のライブシーン
- ハルヒに芽生えた思いやり
※背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。
起 (320秒)
0-26
例の映画の上映会 26秒
26-50
文化祭を楽しむキョン 24秒
50-2:20
OP:「冒険でしょでしょ」平野綾 90秒
冒険でしょでしょ?
2:20-2:50
長門の因果律予測 30秒
2:50-3:20
女の子ばっかり 30秒
3:20-3:40
食べ歩き楽しそう 20秒
3:40-4:15
鶴屋さんのお出迎え 35秒
4:15-5:20
鶴屋さんの魅力が爆発 65秒
なんだかんだで文化祭を楽しむキョンのパート。
承 (280秒)
5:20-5:50
メイドが似合うみくる 30秒
5:50-6:15
適切な人員配置 25秒
6:15-6:50
ナンパしようぜ 35秒
6:50-7:15
ホイホイ 25秒
7:15-7:30
誰に怒られるのかなー 15秒
7:30-8:00
ぶらぶらするキョン 30秒
8:00-8:30
休憩がてら体育館へ 30秒
8:30-9:00
退屈な演目が続く 30秒
9:00-9:25
バニーガールと魔法使い 25秒
9:25-10:00
いつになく真剣な表情 35秒
手持ち無沙汰になったキョンが体育館へ向かうパート。
転 (360秒)
10:00-10:30 観客を惹きつけるパフォーマンス 30秒
10:30-11:20 客もノリノリ 50秒
11:20-11:45
汗が飛び顔がゆがむ 25秒
11:45-12:40 圧巻のステージ 55秒
12:40-13:00 本当に嬉しそうな笑顔 20秒
13:00-13:35 堂々としたMC 35秒
13:35-14:40 MDに入れる 65秒
14:40-16:00 キョンもノッてる 80秒
ENOZの圧倒的なパフォーマンスのパート。
結 (408秒 + 65秒)
16:00-17:20
他人を思いやるハルヒ 80秒
17:20-18:00
長門は万能 40秒
18:00-19:00
受け取り方が分からない 60秒
19:00-19:35
お・と・も・だ・ち 35秒
19:35-20:00
ハルヒを探しに 25秒
20:00-20:50
もっとできたのではないか 50秒
20:50-21:05
青春の実感 15秒
21:05-21:25
ありがとうで触れ合う心 20秒
21:25-21:45
かわいい 20秒
21:45-22:48
やりたい事がいっぱい 63秒
22:48-23:53
ED:「ハレ晴レユカイ」平野 綾、茅原実里、後藤邑子 65秒
ハレ晴レユカイ
ハルヒが世界の輝きに気づくパート。
シーンリプレイ
4:15-5:20
鶴屋さんの魅力が爆発 65秒
こんな先輩ほしかったという方も多いだろう。当時はサブキャラクターとは思えないほど人気があった。
7:15-7:30
誰に怒られるのかなー 15秒
もちろんハルヒに怒られる。でもそれは閉鎖空間が発生するという意味ではなく、カノジョに怒られるという意味になっている。
11:20-11:45
汗が飛び顔がゆがむ 25秒
一生懸命はカッコいい。それをこういう画で魅せるセンスと歌唱力。
20:50-21:05
青春の実感 15秒
モヤモヤしながら不器用に進んでゆく。青春のまっただ中にハルヒは生きている。それこそが青春の輝きだ。
感想
前回と今回でハルヒとキョンが、たぶん付き合っているであろうことが分かる。ふたりの距離感が以前とは違うものに感じられるのは、前回でいう”例のアレ”が影響しているからだ。
他者への思いやりや優しさをみせたり、人の力になれたことへの喜びだったり、非常に充実した表情のハルヒが描かれている。主従関係ではない、対等なパートナーとしてキョンと向き合いだしたことの効果だろうか。
ここまで引っ張ってきた物語もいよいよクライマックス。私達の関心も”例のアレ”って一体なんなんだろうという思いでいっぱいだ。何があったらあのハルヒがこんなに変わるんだろう。終わってほしくないけど最終回が待ちきれない。
変わったのはキョンも同様だ。SOS団や谷口と国木田たちとの時間が彼にとって大きなものとなっている。彼らと別れたあとの文化祭は、どこか他人事のように感じられて退屈そうにみえる。彼らはもうキョンの生活の一部になったのだ。
個性的なキャラクターの多いこの作品だが、なかでも鶴屋さんは登場回数のわりに目立つ存在だ。メインキャラクターにも引けを取らない容姿とハイテンション。いわゆる憧れの先輩だ。みくると鶴屋さんのいるメイド喫茶なんて、夢のような文化祭だろう。
そして触れない訳にはいかないライブシーン。放映当時の衝撃は相当なもので、アニメのヒロインが汗を垂らし顔を歪ませて歌うなんてショッキングだったのだ。そして指先まで魂が宿ったリアリティーのある演奏シーン。作画も感情も声もエネルギーにあふれていて、まさに圧巻という感じだ。
あと残り2話。涼宮ハルヒはいかにして”普通の女子高生”になったのか。目が離せない。
地獄の編集作業を終えて無事に上映されたSOS団のフィルム。上映は映研にまかせ、キョンはそれなりに文化祭を楽しんでいた。待ち合わせていた親友の谷口と国木田の3人で向かったのは、みくるのクラスのコスプレ喫茶。入り口ではトンデモなく可愛らしい鶴屋さんが待機列の整理をしていた。