[名作1クール レビュー] 涼宮ハルヒの憂鬱(第1期) 第3話 涼宮ハルヒの憂鬱Ⅱ
各話レビューリスト
※本記事は2022年9月23日時点での視聴をもとにした記事です。
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第3話 涼宮ハルヒの憂鬱Ⅱ
第3話の長さは23分25秒(1405秒)。独断で起承転結の4つに分割している。これ以降はネタバレ注意です。
涼宮ハルヒの憂鬱 Ⅱ
汚い手法でパソコンを強奪しネット環境を構築したハルヒ率いるSOS団。かわいそうな被害者の朝比奈みくるは、何か訳の分からないことをつぶやいている。一方、部室に待機している長門有希は微動だにしなかった。
コンピューター研究会での一件から、今度はみくるをハルヒの魔の手から守ると約束したキョン。しかしその約束は守られることはなかった。バニーガール姿でのビラ配りを阻止されたハルヒは激怒。みくるは肩を落として帰宅するのだった。
次の日、学校を休んだみくる。コスプレを楽しめなくて帰ってしまうハルヒ。長門にうながされ家に帰って本を開いたキョンは、しおりに書かれた長門からのメッセージを発見する。長門のマンションに招かれたキョンは長門から衝撃的な告白をされたのだった。
第3話の見どころ
- ハルヒの大暴走
- みくるとハルヒのバニー姿
- 長門の告白
※背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。
起 (300秒)
0-45
無限地獄 45秒
45-1:00
優等生・朝倉涼子 15秒
1:00-1:52
キョンの意見は無視 52秒
1:52-3:22
OP:「冒険でしょでしょ」平野綾 90秒
冒険でしょでしょ?
3:22-3:55
もう子供じゃない 33秒
3:55-5:00
パソコン狩りへ 65秒
SOS団に意欲的なハルヒを描くパート。
承 (300秒)
5:00-5:30
あー触ったね。いま触った。 30秒
5:30-6:00
証拠は使い捨てカメラ 30秒
6:00-6:30
これは脅迫です 30秒
6:30-7:20
抜かりないハルヒ 50秒
7:20-8:00
みんなが被害者 40秒
8:00-8:45
時間平面上うんたらかんたら 45秒
8:45-9:10
結局キョンがやる 25秒
9:10-9:35
なんだかんだやっちゃう 25秒
9:35-10:00
不思議な美少女・長門有希 25秒
強引に事を推し進めるハルヒのパート。みんな巻き込まれる。
転 (325秒)
10:00-10:25
「ハイペリオン」 25秒
10:25-10:45
なぜか足が向いてしまう 20秒
10:45-11:15
みくるを守る騎士 30秒
11:15-12:00
守れなかった…… 45秒
12:00-12:25
為す術なし 25秒
12:25-13:00
たまりません 35秒
13:00-14:05
そりゃ怒られる 65秒
14:05-14:45
当たり前だよ 40秒
14:45-15:25
みくる満身創痍 40秒
ハルヒがやり過ぎて大失敗するパート。そして傷つくみくる。
結 (415秒 + 65秒)
15:25-16:00
全校の注目の的 35秒
16:00-16:30
依頼が来ない 30秒
16:30-16:55
ハルヒはみくるのコスプレが見たい 25秒
16:55-17:55
普通の壁にぶち当たるSOS団 60秒
17:55-18:20
すぐに読んでほしい 25秒
18:20-18:50
長門からのメッセージ 30秒
18:50-19:20
長門のマンションへ 30秒
19:20-19:50
何もない、誰もいない 30秒
19:50-20:30
無限お茶地獄 40秒
20:30-21:00
長門とハルヒの秘密 30秒
21:00-21:30
普通の人間ではない 30秒
21:30-22:00
宇宙から来たアンドロイド 30秒
22:00-22:20
要約すると宇宙人 20秒
ED:「ハレ晴レユカイ」平野 綾、茅原実里、後藤邑子 65秒
ハレ晴レユカイ
SOS団の活動は今日はやめ。長門から物語の重要な秘密が語られる。
シーンリプレイ
8:00-8:45
時間平面上うんたらかんたら 45秒
長門有希と朝比奈みくるの特別な事情を感じさせるシーン。SFに関するセリフは「おっ?」と思わせるガチめのセリフなのもハルヒの特徴的な魅力。
10:00-10:25
「ハイペリオン」 25秒
人の話を聞いていないようで、ちゃんと覚えてくれている。第1話で長門が読んでいたのは続編の「ハイペリオンの没落」。ちゃんと始めから読めるように貸してくれている。やさしい。
19:50-20:30
無限お茶地獄 40秒
わりと好きなシーン。長門は地球の文化の理解が未消化であるという描写。無限にお茶出しててかわいい。
感想
ハルヒの大暴れから一気にトーンダウンして物語の秘密にせまる、緩急の激しい回である。これまでハルヒの戯言と思われていた自己紹介からの発言が、ただの世迷い言ではなかったことが分かり始める。
感情が無いのかただの無口なのか、よくわからないキャラクターだった長門が自分からキョンにアプローチしてくるドキドキ回でもある。前回キョンに本の事を尋ねられたことを覚えていて本を貸してくれて、さらに本を開くとメッセージが入っているというドキドキ。
なんの告白かと期待を煽ってからの”ただの人間ではない”宣言である。無口な美少女が急に喋り始めたと思ったら、なんか意味の分からん単語を連発して宇宙人だと自己紹介。まぁ相当な変人なのは分かっていたが、まさか宇宙人だとはキョンも思っていなかっただろう。
ここで、これまで雰囲気要素としてしか認識されていなかったであろうSF要素が、実は物語の重要な要素であることが判明するのだ。そういえば、みくるも何やら意味深なことをつぶやいていた。
そして長門が地球に来た目的とは……それは次回のお楽しみ。これはもう次回(原作準拠の”次回”は、第1期の構成では第5話になります)を観るしかない引きである。ハルヒはキャラクターたちの魅力だけでなく、ストーリーの魅力でも人気を獲得していたのだ。
このSFという視点に気付かされたことで、ハルヒの活躍は私たちの目にいっそう楽しく魅力的に映った。
SOS団の活動に夢中のハルヒ。なぞの転校生やパソコンなども欲しがる始末。コンピューター研究会のパソコンを借りることを思いついたハルヒは、キョンとみくるを連れてコンピューター研究会の部室へ乗り込んだ。