[名作1クール レビュー] ゼロの使い魔 第10話 「姫君の依頼」
各話レビューリスト
※本記事は2024年3月3日時点での視聴をもとにした記事です。
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第10話 「姫君の依頼」
第10話の長さは23分40秒(1420秒)。独断で起承転結の4つに分割している。これ以降はネタバレ注意です。
「姫君の依頼」
ガンダールヴとはなにか。コルベール先生によると虚無の使い手の使い魔をガンダールヴと呼ぶのだという。今回の任務の重さに不安を感じるルイズ。アンリエッタは任務の危険さを見越してグリフォン隊の隊長であるワルドを同行させる。そしてなんとワルドはルイズの婚約者だという。
形式上とはいえワルドとルイズの関係が気になる才人。お互いに意地を張って、どんどん気持ちが離れてゆくふたり。大人で余裕があり穏やかな態度のワルドに引け目を感じ、つい余裕のない態度をとってしまう才人。かみ合わないままのふたりの空気はおかしくなってゆく。
かつて想いを寄せていたワルドからの結婚の申し込みに流されそうになるルイズ。才人は自分がガンダールヴであることを知り、ワルドとの勝負に意気込みをみせる。決闘がはじまり矢継ぎ早の攻撃をみせる才人だったが、戦闘の経験不足は否めず、あっさりとワルドに倒されてしまうのだった。
第10話の見どころ
- ルイズNTR
- 素直になれないふたり
- ガンダールヴの秘密
※背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。
起 (270秒)
0-17 アンリエッタのお願い 17秒
17-1:47
OP:「First kiss」ICHIKO 90秒
1:47-2:45
ゲルマニアへ政略結婚 58秒
2:45-3:55
頼れるのはルイズだけ 70秒
3:55-4:30
ギーシュがついてきた 35秒
アンリエッタからの依頼を受けるパート。
承 (370秒)
4:30-5:05
またガンダールヴ 35秒
5:05-6:03
ガンダールヴは虚無の使い魔 58秒
6:03-6:37
龍の血液の臭いは…… 34秒
6:37-7:15
ルイズの不安 38秒
7:15-7:45
ルイズを守りたい 30秒
7:45-8:20
アンリエッタの感謝の想い 35秒
8:20-9:20
貴重な宝石が大好きなベルダンデ 60秒
9:20-10:00
グリフォン隊の隊長ワルド 40秒
10:00-10:40
ルイズの婚約者 40秒
ルイズの婚約者登場のパート。
転 (260秒)
10:40-11:30
気に入らない才人 50秒
11:30-12:05
かみ合わないふたり 35秒
12:05-12:35
上の空 30秒
12:35-13:00
取り繕うルイズ 25秒
13:00-13:40
素直になれないふたり 40秒
13:40-14:10
落ち込む才人 30秒
14:10-14:30
ワルドは何か知っている 20秒
14:30-15:00
大人げない才人 30秒
才人とルイズの気持ちが揺らいでいくパート。
結 (415秒+ 105秒)
15:00-16:00
ワルドの真意は? 60秒
16:00-16:30
相変わらずのギーシュ 30秒
16:30-16:50
相棒はガンダールヴ 20秒
16:50-17:30
ふたりの思い出 40秒
17:30-17:55
結婚の申し込み 25秒
17:55-18:43
武器は使い方しだい 48秒
18:43-20:00
ルイズの心に住む相手 77秒
20:00-20:20
うごめく影 20秒
20:20-20:50
男の意地をかけた勝負 30秒
20:50-21:20
経験不足 30秒
21:20-21:55
才人ではルイズを守れない 35秒
21:55-23:25
ED:「ホントノキモチ」ルイズ(釘宮理恵) 90秒
23:25-23:40
次回予告 15秒
ルイズをかけてワルドと才人が決闘するパート。
シーンリプレイ
7:15-7:45
ルイズを守りたい 30秒
ひとりの男としてルイズを守りたい。今の才人の素直な気持ちだ。
13:40-14:10
落ち込む才人 30秒
かなわないと思うような相手に出会ったら、男の子は簡単に傷ついてしまう。あこがれの婚約者と使い魔じゃ格が違いすぎる。
18:43-20:00
ルイズの心に住む相手 77秒
本当は誰に守ってもらいたいのか。つい口に出してしまった名前。本当にキスをすべき相手を間違えてはいけない。
感想
これまでルイズをさんざん嫉妬させてきた才人が、ワルドという婚約者の登場で逆に嫉妬させられる回である。しかもワルドはグリフォン隊の隊長という立場の面でも、ルイズの昔からの知人という繋がりの面でも勝てない相手だ。
アンリエッタ王女の極秘の依頼は政略結婚の妨げになりそうな手紙の回収。表立っては回収できないためルイズと才人に依頼をしたわけだ。と同時にふたりの安全を確保するための護衛をつけることにしたアンリエッタは、その役目をグリフォン隊の隊長であるワルドに白羽の矢を立てた。
しかしワルドは信用ができない。女性の扱いが上手なのも紳士ぶったその態度も、才人でなくても私たち平民の男には気に入らないヤツである。しかも才人たちについて回る謎の緑髪の女性とも関係がありそうだ。
さらにワルドは才人がガンダールヴであることやルイズの魔法の秘密も知っているようである。それを分かったうえで才人に決闘を申し込み、ルイズにプロポーズをしてふたりの仲に割って入る。絵に描いたような嫌なヤツである。
今回のハイライトは才人がワルドになすすべもなく倒されてしまうシーンだ。そこで今のままではルイズを守れないことを分からされる。勝負に負けたこと以上に精神的に”負け”を認めてしまう才人。主人公が成長する前のお決まりのパターンだ。
ふたりの仲を引き裂き自らの欲望を叶えようとするワルド。だが我らがサイトはやられたままで塞ぎ込んでしまうような男ではない。必ず立ち直ってワルドの野望を阻止してくれるはずだ。
ゲルマニアへの政略結婚が決まったというアンリエッタ。その結婚の妨げになるかもしれないアルビオン王国のウェールズ皇太子への手紙を回収する役目を、ルイズと才人に極秘で受けて欲しいという。もちろん快諾したルイズだったが、立ち聞きしていたギーシュも同行することになってしまった。