[名作1クール レビュー] ゼロの使い魔 第4話 「メイドの危機」

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※本記事は2024年1月21日時点での視聴をもとにした記事です。


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ゼロの使い魔 第4話 「メイドの危機」

 第4話の長さは23分40秒(1420秒)。独断で起承転結の4つに分割している。これ以降はネタバレ注意です


 いま世間を騒がせている盗賊・フーケ。厳重に守られた学園の宝・破壊の杖は心配ないと学園長は自信満々。いっぽう才人は夜中にルイズに洗濯のやり直しを命じられてしまう。シエスタのお陰で助かった才人は彼女にお礼をいうが、シエスタは、逆に才人にとても感謝しているという。そのかしこまった態度が引っかかる才人なのだが。

 教室に入れてもらえずフラフラしていた才人は、マルトーさんにシエスタが奉公に出たことを知らされる。一般的に貴族に召された若い娘は、めかけとして扱われるという。そこで才人はギーシュを訪ね、モット伯の屋敷へ向かったのだが……。

 シエスタを返してもらいにモット伯に面会した才人だったが交渉は決裂。しかしツェルプストー家の家宝の本があればシエスタを返してくれるという。キュルケにお願いしようとする才人だったが、貴族たちの平民に対する身勝手な態度に嫌気が差し、ひとりで学園を飛び出してしまった。

 才人の行動は思ったよりも非常識な行動だったようで、その場で処刑されてもしょうがないことだった。しかし駆けつけたルイズとキュルケによって才人とシエスタは無事に学院に帰ることができた。シエスタには感謝のキスをもらった才人だったが、ルイズにはキツーいお仕置きをもらうのだった。

 第4話の見どころ

  • お仕置きまでのルーティン
  • シエスタの危機
  • エロ凡パンチ

背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。



起 (300秒)

0-45
いけすかないモット伯 45秒

45-1:40
盗賊・土くれのフーケ 55秒


1:40-3:10
OP:「First kiss」ICHIKO 90秒


3:10-3:45
洗濯のやりなおし 35秒

3:45-4:00
シエスタの助け 15秒

4:00-4:45
才人に勇気をもらった 45秒

4:45-5:00
今度はキュルケ 15秒


 シエスタと才人のパート。

承 (375秒)

5:00-5:30
まんまと引き込まれる才人 30秒

5:30-6:30
どうしても引き止めたいキュルケ 60秒

6:30-6:50
嫁が迎えに来た 20秒

6:50-7:30
またお仕置き(ごほうび) 40秒

7:30-8:10
ほかの子たちと一緒に 40秒

8:10-9:10
シエスタはモット伯に 60秒

9:10-9:35
若い娘はめかけに 25秒

9:35-10:00
こういうときはギーシュに 25秒

10:00-11:00
モット伯のもとへ 60秒

11:00-11:15
さっそく見つかった 15秒


 シエスタがモット伯に奉公に行くパート。

転 (300秒)

11:15-11:40
期待通りの展開 25秒

11:40-12:05
交渉決裂 25秒

12:05-12:55
やっぱりエッチじゃん 50秒

12:55-13:20
なんでも 25秒

13:20-14:00
ツェルプストー家の本 40秒

14:00-14:30
ルイズが来てくれた 30秒

14:30-15:30
弄ばれる才人 60秒

15:30-15:55
ひとり飛び出した 25秒

15:55-16:15
あぁ……シエスタ 20秒


 シエスタを取り返そうと奮闘する才人のパート。

結 (340秒 + 105秒)

16:15-17:15
才人の危機 60秒

17:15-18:00
思ったより大事になる 45秒

18:00-18:55
駆けつけたルイズ 55秒

18:55-19:30
ヴァリエール家にまで影響が 35秒

19:30-20:00
キュルケに貸しができた 30秒

20:00-20:45
エロ凡パンチも召喚された 45秒

20:45-21:00
はいはいキスキス 15秒

21:00-21:55
だめ、むり 55秒


21:55-23:25
ED:「ホントノキモチ」ルイズ(釘宮理恵) 90秒


23:25-23:40
次回予告 15秒


 キュルケの協力でシエスタが帰ってくるパート。


シーンリプレイ

7:30-8:10
ほかの子たちと一緒に 40秒

 こういうの楽しそう。個人的にはみんなと仲良くなって一緒に遊びたい。


14:30-15:30
弄ばれる才人 60秒

 男にだってプライドはある。性欲にしたがって生きているわけではないのだ。


21:00-21:55
だめ、むり 55秒

 お仕置きのルーティンの完成。今回はシエスタにキスまでもらっているので受け入れるしかないだろう。


感想

 今回はシエスタを巡ってのお話だ。彼女が売り買いされる現状に、才人は貴族の身勝手さと平民の地位の低さに憤る。また、キュルケやモット伯も特に悪気もなく”当然のこと”として平民をモノのように扱う。

 トリステインでは階級による人権軽視は当たり前。ルイズをはじめとする貴族たちはもちろん、当のシエスタさえそのことに疑問も持っていない。そのなかで才人だけはそれに抗おうと行動する。

 実際のところ才人の行動はトリステインでは非常識で、処刑されてもしょうがない。市民のくせに貴族に従わないばかりか、正当に手に入れたメイドを屋敷にまで乗り込んで取り返そうとする。言わばテロリスト同然なわけだ。

 そんな才人の無礼も「エロ凡パンチ」を手に入れたことで不問にしてくれたモット伯。才人を救うために家宝を手放したキュルケ。どちらも悪気があって平民を軽んじていたわけではなく、この国において平民はそういうモノであったというだけだ。したがって才人が許されたのも、ほんの”気まぐれ”程度のことだと解釈できる。

 あらゆるラッキーが重なり無事にシエスタを救い出すことができた。シエスタの才人に対するあこがれは急上昇。めでたくキスをいただくことができた。おまけにルイズのお仕置きまで!

 ネタ扱いで登場したアイテム「エロ凡パンチ」。発掘された宝物というこの本は、どう見ても日本のエロ雑誌。どうやら過去にもハルケギニアに来た人物がいた可能性が出てきた。