[名作1クール レビュー] ゼロの使い魔 第5話 「トリステインの姫君」

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※本記事は2024年1月22日時点での視聴をもとにした記事です。
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第5話 「トリステインの姫君」
第5話の長さは23分40秒(1420秒)。独断で起承転結の4つに分割している。これ以降はネタバレ注意です。

「トリステインの姫君」
今年の品評会は特別にアンリエッタ王女が観覧されるという。他の生徒や使い魔たちも、いっそうの気合を入れて品評会にのぞんでいた。美しい姫殿下の到着に沸く生徒たち。しかし才人はいまだアピールできる芸を決めれないでいた。そして姫殿下到着の夜、突然ルイズの部屋に現れた謎の人物は、なんとアンリエッタ王女その人だった。
旧交を温めるアンリエッタとルイズ。先日のモッド伯とのいざこざはアンリエッタがおさめてくれていたのだ。別れのとき、才人とルイズのやりとりを少し寂しそうに見つめるアンリエッタ。そして品評会の当日、案の定ルイズは野次られ、みんなの笑いものになってしまった。そのころ、学院の宝物庫では……。
品評会に乗じて学院の宝物庫に侵入を試みるフーケ。どんな攻撃にも耐える宝物庫の封印はルイズの魔法で解かれ、破壊の杖はフーケに奪われてしまった。
第5話の見どころ
- アンリエッタとルイズの関係
- 権威と自由
- ルイズの魔法
※背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。
起 (320秒)
0-40
盗賊・土くれのフーケ 40秒
40-2:10
OP:「First kiss」ICHIKO 90秒
2:10-3:00
使い魔の品評会 50秒
3:00-3:40
また余計なことを 40秒
3:40-4:25
剣が振れなかった 45秒
4:25-4:45
おとがめが無かった 20秒
4:45-5:20
デルフリンガーは実戦用 35秒
品評会へ向けてのパート。
承 (325秒)
5:20-5:50
アンリエッタ様が来る 30秒
5:50-6:30
相変わらずの学院長 40秒
6:30-7:05
それぞれの準備 35秒
7:05-7:30
アンリエッタは国民の象徴 25秒
7:30-7:55
積極的なシエスタ 25秒
7:55-8:40
宝物庫の警備は手薄に 45秒
8:40-9:00
姫の到着 20秒
9:00-9:50
高貴で美しい姫殿下 50秒
9:50-10:20
特技・パンツ洗い 30秒
10:20-10:45
現れたのはアンリエッタ王女 25秒
アンリエッタが学院に来るパート。
転 (355秒)
10:45-11:30
ルイズとアンリエッタは親友だった 45秒
11:30-12:30
相変わらずの才人 60秒
12:30-13:30
アンリエッタが助けてくれた 60秒
13:30-14:35
アンリエッタの悲哀 65秒
14:35-15:00
みんな大活躍 25秒
15:00-15:35
やっぱり野次られる 35秒
15:35-16:40
平民と剣のコント 65秒
アンリエッタとルイズのパート。
結 (315秒 + 105秒)
16:40-17:20
強硬策に出るフーケ 40秒
17:20-17:43
ルイズに襲いかかるゴーレム 23秒
17:43-18:33
優勝はシルフィード 50秒
18:33-18:50
ルイズの魔法で壁が壊れた 17秒
18:50-19:45
盗まれる財宝・破壊の杖 55秒
19:45-20:40
強大な魔法 55秒
20:40-21:30
アンリエッタの境遇 50秒
21:30-21:55
メイジは使い魔を見捨てない 25秒
21:55-23:25
ED:「ホントノキモチ」ルイズ(釘宮理恵) 90秒
23:25-23:40
次回予告 15秒
土くれのフーケに破壊の杖を盗まれるパート。
シーンリプレイ
13:30-14:35
アンリエッタの悲哀 65秒
人目も気にせず感情を爆発させるルイズと才人の痴話げんかは、王国の内外から常に監視されているアンリエッタには自由の象徴に思えたのだろう。
18:33-18:50
ルイズの魔法で壁が壊れた 17秒
ルイズの才能が垣間見える。ルイズの破壊的なまでの魔法は単なる失敗ではなく、その力が強大すぎることが原因だったのかも知れない。
21:30-21:55
メイジは使い魔を見捨てない 25秒
微妙にすれ違うふたりの会話。才人に答えているようで、実はルイズは”才人が好きだから”逃げなかったのではないと、自分に言い聞かせているのだ。
感想
今回はやっとルイズの能力の片鱗が見れる回である。そして土くれのフーケによって盗まれる”破壊の杖”。フーケの正体(バレバレだが)と破壊の杖という宝物の意味。アンリエッタを取り巻く不穏な動きもあいまって、何か大きな事が動き出しそうな予感だ。
ストーリー的な変化とは別にルイズとアンリエッタの関係についてもおさえておきたい。アンリエッタがどれだけルイズをしたっているか。お忍びで会いに来るほど好きなのはもちろん、学院のみんなにバカにされていても、品評会で恥をかいていても、ルイズの姿を見ているだけで幸せといった感じだ。
王宮での国民の象徴としての振る舞いや、その権威をねらう者どもへの警戒など、安心とは程遠い生活をおくるアンリエッタ。喧嘩をしながらも自由に生き生きと日々をおくるルイズと才人へ向ける寂しそうな眼差しがキッチリと描かれていた。
フーケの攻撃ではビクともしなかった封印の魔法。それがルイズの魔法で破られたこと、本当は狙ったのはゴーレムだったのだが、その威力は相当なものであった。才人を召喚したこと、厳重な封印を破壊したこと、ルイズには何か秘密のチカラがあることを示している。
フーケのゴーレムによる強奪のシーンは、品評会との切り替えが激しく緊張感がある。タバサが回り込んでゴーレムを発見するところは、当時としてはなかなかの作画だったのでは?ゴーレムの鈍くて力強い動きも良かった。
フーケに破壊の杖を盗まれたことでアンリエッタへの批判が集まることを心配するルイズ。今回の事件がアンリエッタの国政に影響が無ければいいのだが。
近々学院では使い魔の品評会があるという。特にアピールできることがない才人が途方に暮れていると、シエスタが声をかけてくれた。