[アニメ レビュー] 魔法の天使 クリィミーマミ 第2話 スター誕生!

魔法の天使 クリィミーマミ

夢嵐によって道に迷いさまよっていたフェザースターの箱舟をはからずも救った優は、お礼として1年間の期限付きで魔法のステッキを授かりマシタ。

優ちゃんは魔法のステッキをどんなふうに使うのかしら。普通の女の子が魔法の力を手に入れたらどうなるのか。ひとりの女の子の揺れる心と成長を描き、その後の魔法少女作品に大きな影響を与えた名作よ。

※本記事は2025年8月13日時点での視聴をもとにした記事です。

※記事の中で完全にストーリーのネタバレをしています




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第2話 スター誕生!

第2話の長さは23分34秒(1414秒)。登場人物やストーリーの流れは以下のとおりデス。

<登場人物>

森沢 優(もりさわ ゆう)
両親が経営するクレープ&ソフトクリームの店「CREAMY CREPE」のお手伝いをしている小学生。フェザースターの箱舟を助けたことにより、魔法のステッキで変身できるようになった。
大伴 俊夫(おおとも としお)
優の幼なじみ。年下の優のことは子ども扱いしている。
ネガ&ポジ
フェザースターの妖精ピノピノから、優のお目付け役として授けられた妖精。優以外の人間には子猫に見えるらしい。


魔法の天使 クリィミーマミ

<ストーリーの流れ>

変身して遊ぶ優

街でスカウトされてしまった優

クリィミーマミとしてステージを乗り切る優

マミに夢中の俊夫が気に入らない優


起 (290秒)

魔法で変身する能力を得た優は、嬉しくてたまらないようデス。

そりゃあ、こんな素敵なお姉さんに変身できるんだもん。テンション上がっちゃうわ。


0-1:20
OP:「デリケートに好きして」太田貴子 80秒

制作会社が同じなので当然なのデスガ、当時人気アニメだった「うる星やつら」のテイストが色濃く出ていマスネ。ネオンチューブのようなデザインを多用するのは、80年代を代表する表現と言えるデショウ。


1:20-2:20
早起きの日曜日 60秒

2:20-3:35
パンプルピンプルパムポップンの練習 75秒

何かと思ったら変身するために早起きしたのね。まぁ、見せびらかしたい気持ちはわかるわ。

3:35-4:50
CREAMY CREPEに立ち寄る優 75秒

承 (315秒)

変身した姿でウロウロしていた優は、芸能プロダクションの立花にスカウトされマス。

看板アイドルの綾瀬めぐみがステージに遅れそうってタイミングで、こんなかわいい娘がいたらスカウトしちゃっても不思議じゃないわ。でも、優ちゃんは芸能人には興味なさそうね。


4:50-5:10
優ちゃん大好きな友人と俊夫 20秒

5:10-6:00
変身した優に一目惚れする俊夫 50秒

6:00-6:40
パルテノンプロの立花慎吾 40秒

6:40-7:45
番組に間に合わない綾瀬めぐみ 65秒

ちょこちょこ挟まれるギャグが80年代って感じデス。このいい加減な感じが時代の空気を感じさせてくれマスネ。

7:45-8:45
立花にスカウトされる優 60秒

これは……事案よ!警察呼んで、警察!!

8:45-9:30
無責任に焚きつけるネガ 45秒

9:30-10:05
ステージに上げられる優 35秒

転 (355秒)

何も知らされずにステージに上がった優は、とっさに浮かんだ適当な名前を答えマス。

「ららら……」だけでみんなを虜にしちゃったわね。マミちゃんひとりの画面で3分近く魅せるなんてスゴすぎるわ。


10:05-10:35
クリィミーマミです 30秒

まるでコナン君のような命名デスネ。適当ではありますが、これが伝説のアイドル・クリィミーマミの誕生デス。

10:35-11:25
何も知らされていないマミ 50秒

11:25-12:00
パンプルピンプル歌をください 35秒

12:00-13:00
ららら…… 60秒

13:00-14:00
マミの電波ジャック 60秒

14:00-15:00
大喝采を受けるマミ 60秒

スゴいわ、マミちゃんをくるくる回すだけで画面をもたせてる。それにしてもかわいいわね、マミちゃん。

15:00-15:20
マミに集まる観客たち 20秒

15:20-16:00
もう終わりましたよ 40秒

結 (360秒 + 94秒)

後先を考えずに街に来てしまった優は、帰りの電車賃を持っていませんデシタ。そこで優は俊夫に電話をして助けを求めマス。

大変ねぇ俊夫くんも。でも、困ったときに一番最初に浮かんだのが俊夫くんなのよね。これは……。


16:00-16:40
帰りの電車賃がない優 40秒

10円玉で公衆電話……昭和の風景デスネ。

16:40-17:15
大きなビルの近く 35秒

17:15-18:00
マミが気に入らないめぐみ 45秒

18:00-19:20
世紀の大スターの誕生 80秒

19:20-19:55
優を探しにきた俊夫 35秒

19:55-20:55
俊夫とマミ 60秒

もー俊夫くんったらマミちゃんにメロメロねぇ。でも、いいのかしら優ちゃん。あんまり軽い気持ちでマミちゃんの姿で俊夫くんと会わないほうがいいと思うんだけど……。

20:55-22:00
なぜか不機嫌になる優 65秒

22:00-22:24
次回予告 24秒


22:24-23:34
ED:「パジャマのままで」太田貴子 70秒



レビィの感想

 80年代の日本をそのまま詰め込んだような画面が眩しい作品ね。現実的でおしゃれなファッションの優ちゃん。最先端の街・原宿と話題のデザートのクレープ。そして時代を引っ張るテレビと芸能人。当時の流行と憧れがよく描かれていたわ。

 魔法のステッキを手に入れた優ちゃんは、素敵なお姉さんに変身したわ。そして偶然に出会った芸能プロダクションの立花さんにスカウトされた。別にアイドルには興味ないんだけど、周りが勝手に優ちゃんを持ち上げちゃう感じもいいわ。やっぱりアイドルにはカリスマ性がないとね。

 ステージに上げられちゃって名前を聞かれた優ちゃんは、とっさに「クリィミーマミ」って答えるの。そしてここから世間はマミちゃんに夢中になる。伝説のアイドル・クリィミーマミの誕生ね。

 きっとマミちゃんはアイドルとして大成功する。でも、優ちゃんはずっと優ちゃんのまま。俊夫くんはマミちゃんに夢中になっちゃったけど、優ちゃんのことを忘れないでほしいわ。だって優ちゃんが優ちゃんでいられるのは、俊夫くんの前だけなんだもの。