[アニメ レビュー] グノーシア 第1話 始点

グノーシア

この物語は、宇宙を漂流する宇宙船「星間航行船D.Q.O.」を舞台とした物語デス。グノーシアによって脅威にさらされた船内で行われる、人狼ゲームをモチーフとした議論と投票の行方に注目デス。

物語の中心はいわゆる人狼ゲームなわけか。グノーシアと思われる人物にみんなで投票してコールドスリープへ送り込む。誰が味方で誰が敵なのかまったく分からない緊張感がこの作品の魅力なのね。

ちなみに原作はゲームで、主人公はプレイヤーのようデスネ。このアニメ作品は、あくまでユーリの物語という位置づけデス。

※本記事は2025年10月18日時点での視聴をもとにした記事です。

※記事の中で完全にストーリーのネタバレをしています



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第1話 始点

第1話の長さは27分00秒(1620秒)。登場人物やストーリーの流れは以下のとおりデス。

<登場人物>

ユーリ
この物語の主人公。記憶喪失の状態で目覚めた。視聴者はユーリを通してこの物語を観測する。
セツ
目覚めたばかりのユーリを導いてくれる人物。男性でも女性でもない汎性という性別。
SQ
明るく奔放な性格だが、謎めいた行動も多くユーリを困惑させる人物。性別は女性。
ラキオ
論理的で少し冷たい物言いが多い。セツと同じく汎性。
ジナ
物静かで控えめな女性。
LeVi
宇宙船の擬知体。船の航行や船内環境の維持を行っている。

<ストーリーの流れ>

星間航行船D.Q.O.の内部で目覚めるユーリ

人狼ゲームによるグノーシアの排除について

会議による投票で決まるコールドスリープ

グノーシアの勝利


起 (255秒)

宇宙船内部で目覚めたユーリですが、記憶喪失になってしまったようデス。そのうえ船内ではなにか深刻な問題が発生しているようデスネ。

セツはユーリの味方みたいだけど、他の人たちにはあまり信用されていないみたいね。というか、ユーリと同じでわたしも状況が飲み込めなくて混乱するわ。


0-40
目覚めるユーリ 40秒

40-1:28
これから会う3人のうちひとりは人間じゃない 48秒

なんだか分からないことだらけね。この子も信じていいのかどうか……。

1:28-2:00
ここは星間航行船D.Q.O.の内部 32秒

2:00-2:30
現在起きている問題を解決しなければ、どこにも寄港できない状況 30秒

2:30-3:50
状況がまったく飲み込めないユーリ 80秒

3:50-4:15
ユーリのために会議の延期を提案するセツ 25秒

これは賢明な判断だわ。いまのままじゃ、ユーリがあまりにかわいそうよ。

承 (285秒)

この宇宙船がグノーシアに襲われ、危機的な状況であることが判明シマス。 本来ならグノーシアの反応をLeViが検知すれば、宇宙船を自爆させることになっていたようデス。

生き残った人たちでグノーシアを排除するっていうことで、LeViに自爆を待ってもらっているのね。これは早くグノーシアを見つけないとダメだわ。


4:15-5:10
自己紹介 55秒

5:10-5:35
ユーリたちはグノーシアに襲われた 25秒

ユーリはグノーシアに襲われて医療ポッドに入れられていたのね。そのうえ記憶喪失なんてイイ出したもんだから、汚染者のくせにとぼけてるんじゃないかって疑われても仕方がないわ。

5:35-6:00
グノーシア汚染とはなんなのか 25秒

6:00-6:25
グノースに汚染された人をグノーシアと呼ぶ 25秒

6:25-6:55
ユーリを詰めるラキオ 30秒

6:55-7:35
グノーシアを検知したLeViは自爆しなくてはならなかった 40秒

7:35-8:35
これはいわゆる人狼ゲーム 60秒

グノーシアの排除を条件に自爆を待ってもらってるのデスネ。もし最後までグノーシアが生き残れば……最悪の結果になってしまいマス。

8:35-9:00
グノーシアは嘘をつく 25秒

転 (395秒)

ついに会議が始まりマシタ。宇宙船の空間転移中は人は意識を失ってしまいマス。その間にグノーシアは人を襲って消してしまうようデス。

そんなにゆっくり議論もしていられないってことね。うぅ~、なんか急かされてる感じがしてアセっちゃうわ。


9:00-9:20
会議の招集 20秒

9:20-9:10:20
ユーリを疑うラキオとそれに反論するセツ 60秒

セツとラキオの主張はどちらも最もな意見デスネ。判断を急がずユーリに説明をうながすジナも優秀さを感じさせマス。

10:20-11:00
ユーリの意見 40秒

ラキオはユーリの甘さにあきれてるけど、内心は「コイツはないか」って思ってそうだわ。逆にユーリの演技を疑ってる可能性もあるけどね。冷たい感じがする人だけど、わたしはラキオを嫌いにはなれないわ。

11:00-11:35
投票室への移動 35秒

11:35-12:10
投票に際しての同意事項 35秒

12:10-12:45
投票 35秒

12:45-13:07
コールドスリープはラキオに決定 22秒

ラキオは悔しそうデスネ。ラキオの物言いは確かにキツイですが、理にかなった意見ばかりで、検討にあたいするものばかりデシタ。

13:07-13:45
コールドスリープの実行 38秒

13:45-14:10
ラキオはグノーシアではなかった 25秒

14:10-15:05
空間転移中は人は意識を失いグノーシアに襲われる 55秒

15:05-15:35
どこかにいる何かが、わたしたちを狂わせる 30秒

結 (595秒 + 90秒)

グノーシアと人の人狼ゲームは、グノーシアの勝利となってしまいマス。

それでも希望は残されたわ。セツからユーリに託された能力が、人類の勝利をたぐり寄せる大きな助けになるはずよ。


15:35-16:00
展望ラウンジ 25秒

16:00-17:00
セツとユーリの関係 60秒

セツの表情、意味深な感じねー。絶対なんかあるわよこのふたり。

17:00-18:00
ユーリをからかいに来たSQ 60秒

18:00-19:00
SQからの忠告 60秒

ちゃらんぽらんな性格かと思ったら、こんな一面もあるのねSQちゃん。冗談めかしてるけど、ちゃんとユーリに忠告してくれてるじゃない。

19:00-19:30
空間転移中 30秒

19:30-20:15
犠牲者はジナ 45秒

どうやらセツには何か秘密があるようデスネ。「また」ということは、前があるということになりマス。

20:15-20:50
セツとSQの意見 35秒

20:50-21:30
これがラストチャンス 40秒

21:30-22:20
ユーリの選択 50秒

22:20-22:50
コールドスリープはセツ 30秒

22:50-24:10
セツからユーリへの”死を乗り越える力”の継承 80秒

この力を持っていたから、ジナが消えたときにセツは「また」って言ってたのね。

24:10-24:40
セツのコールドスリープ実行 30秒

24:40-25:05
本性をあらわすSQ 25秒

……

25:05-25:30
再び目覚めるユーリ 25秒

これは……最初のシーンに戻ってる!セツの言っていた”死を乗り越える力”っていうのは、ループする能力のことだったのね!!


25:30-27:00
OP:「化けの皮 feat. こぼ・かなえる, 重音テト, Giga & TeddyLoid」MAISONdes 90秒



レビィの感想

 意味不明のスタートからこの世界のルールをうまく1話にまとめてあったわね。主人公のユーリも同じような状態だったから、置いてけぼりにならずにストーリーを楽しめた。最後にループできることがわかったから、次こそはって気持ちにもなったわ。

 今回はユーリ以外に4人のキャラクターが登場したわね。はじめからユーリを助けてくれるセツ。やたらとユーリに噛みついてくるラキオ。あまり前に出てこない控えめなジナさん。そして底抜けに明るいSQちゃん。みんなそれぞれ個性が際立ってて魅力的だった。

 第1話では、少人数で人狼ゲームのルールや面白さをギュッと凝縮して伝えることで、先の展開に興味を持ってもらうことに成功したと思うわ。この作品にはもっとたくさんのキャラクターがいて、それぞれが魅力的な個性をもっているみたいだから、どんな議論が繰り広がられるのか楽しみね。

 わたしはSQちゃんがずっと怪しい行動をしてたから、逆にグノーシアじゃないと思ってたんだけどね。まんまと騙されちゃったわ。これからもっと複雑な人間関係が出てくるんだろうし、わたしが真相にたどり着くことはなさそう。でも、この作品の最後までガッツリ楽しめそうでワクワクしてるわ。