[アニメ レビュー] 違国日記 第1話 溢(あふ)れる

違国日記

この作品は、両親を突然の事故で失った朝が、叔母の慎生に引き取られて共同生活をはじめる物語デス。繊細な心理描写や表情が素晴らしい作品デスヨ。

アニメ作品でありながら、とっても詩的で文学的に感じる作品ね。不器用ながらも朝ちゃんと向き合う慎生さんがとっても愛おしいわ。

※本記事は2026年1月17日時点での視聴をもとにした記事です。

※記事の中で完全にストーリーのネタバレをしています



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第1話 溢(あふ)れる

第1話の長さは23分41秒(1421秒)。登場人物やストーリーの流れは以下のとおりデス。

<登場人物>

高代 槙生(こうだい まきお)
人見知りで不器用な35歳の女性。姉夫婦の遺児である朝を引き取った。
田汲 朝 (たくみ あさ)
交通事故で両親を亡くした15歳。叔母である慎生の家で共同生活をしている。

<ストーリーの流れ>

朝と槇生の日常

朝と慎生の出会い

共同生活のはじまり

それはきっと孤独


起 (215秒 + 90秒)

おだやかな空気の流れる朝と槇生の生活の様子が描かれていマス。

朝ちゃん表情を見てると、朝ちゃんが槇生さんとの生活を気に入っているのがよく分かるわね。


0-1:05
鼻歌でご飯を作る朝と仕事中の槇生 65秒

1:05-1:35
美味しそうなご飯 30秒

ふたりとも居心地がよさそうねー。それにしても贅沢なご飯ね。わたしも朝ちゃんの手料理を食べてみたいわ。

1:35-2:00
仕事の電話に出る槇生 25秒

2:00-2:20
朝のおかげで健康な暮らしになった槇生 20秒

2:20-2:40
朝のために電気を暗くする槇生 20秒

2:40-3:35
わたしの好きな夜 55秒


3:35-5:05
OP:「ソナーレ」TOMOO 90秒


承 (325秒)

慎生と朝が共同生活をはじめたきっかけは、朝の両親の事故だったようデス。

なんだか慎生さんに朝ちゃんを押し付けたみたいで嫌な感じだったわ。もっとこう家族の情ってもんがあるでしょうに……。


5:05-5:50
乗用車がトラックに追突される事故が発生した 45秒

5:50-6:20
姉の幻 30秒

6:20-6:55
慎生と朝の出会い 35秒

6:55-7:45
ぎこちない自己紹介をするふたり 50秒

慎生さんはいきなり朝ちゃんをまかされちゃったのね。まったく薄情なのはどっちなんだか。でも朝ちゃんはこんな状況でもひょうひょうとしてるわね。

7:45-8:25
朝ご飯を食べる朝と慎生 40秒

声の抑揚が少ないので冷淡な印象の慎生ですが、髪ゴムを持っていないのに髪をまとめようとしたり、朝の空腹を気遣ったり、人間的な一面を感じマスネ。

8:25-9:20
悲しくなるときが来れば、そのとき悲しめばいい 55秒

9:20-9:40
慎生は姉が嫌いだった 20秒

9:40-10:30
朝に日記をすすめる槇生 50秒

10:30-10:55
どこへ向かえばいいのかわからない砂漠の中 25秒

転 (330秒)

人見知りな慎生と人懐っこい朝の共同生活が始まりマシタ。

これじゃあ慎生さんのほうがお世話になってるみたいにみえるわね。でも、朝ちゃんがふさぎ込んでいなくて良かったわ。


10:55-11:25
誰が私に何を言って、誰が私に何を言わなかったか 30秒

11:25-12:00
音だけ聞いて言葉を聞かない 35秒

朝ちゃんってまだ15歳でしょ?こんな大人のくだらない話、聞かなくったっていいわ。

12:00-12:30
散らかりっぱなしの慎生の家で目覚めた朝 30秒

12:30-13:30
戸惑いを隠せない慎生 60秒

慎生さん、完全にコミュ障が出ちゃってるわね。朝ちゃんのほうがテキパキやっててしっかりしてるわ。

13:30-13:50
食卓につくふたり 20秒

13:50-14:30
ウインナーを落とした朝 40秒

14:30-14:50
昨日は勢いで言ってしまった 20秒

14:50-15:20
大人でも傷つく 30秒

15:20-15:45
変な人 25秒

15:45-16:00
慎生のノートをもらう朝 15秒

結 (471秒 + 90秒)

人生の砂漠に放り出されてしまった朝を、慎生は優しく静かな言葉で導いてくれマス。

そういうのって、人生の先輩って感じがしていいわねぇ。こういう人との出会いって大切だと思うわ。


16:00-16:50
今日から変な人と暮らしはじめた…… 50秒

15:50-17:15
ここには何もない 25秒

ノートの掛け線から砂漠への変化。朝の孤独と不安な気持ちを、砂漠でさまよう姿として描いていマス。とても詩的に感じられる表現デスネ。

17:15-18:00
書きたいことがないなら、書かなくてもいい 45秒

18:00-18:30
水がほしい…… 30秒

18:30-19:00
タライって漢字でどう書くんだっけ 30秒

この時の朝ちゃんは悲しかったんじゃなくて、大声で砂漠の中から引き上げてくれた慎生さんの呼びかけが嬉しかったんじゃないかしら。

19:00-20:00
あなたは、もっと美しいものを受けるにあたいする 60秒

20:00-20:50
タライは「盥」と書く 50秒

20:50-21:40
わたしはどこかにたどり着けるのだろうか 50秒

21:40-22:11
それはきっと孤独 31秒


22:11-23:41
ED:「言伝」Bialystocks 90秒




レビィの感想

 キャラクターの表情や目の動きやちょっとした仕草、全部に意味があってそのときのキャラクターの気持ちが伝わってきたわ。作画がグリグリ動くアニメも楽しいけど、こうやって演出で魅せるアニメもいいわね。

 この作品は感情をあまり表に出さない人見知りな慎生さんと、人懐っこくてかわいらしい朝ちゃんの共同生活を中心とした物語ね。交通事故でご両親を亡くした朝ちゃんを、叔母である慎生さんが引き取ることにしたの。

 でも、慎生さんは朝ちゃんのお母さんである姉が大嫌いだった。それを朝ちゃんにもキッチリ伝えたうえで朝ちゃんを引き取った。朝ちゃんに対しても「通りすがりの子どもに思う程度にも思い入れることができない」と正直に宣言していたわ。

 それでも慎生さんが朝ちゃんを迎え入れたのは、周囲の大人たちに朝ちゃんが無神経に踏みにじられているのが我慢できなかったから。それはただの一時の感情にまかせた行為だったのかもしれないけど、わたしは慎生さんの人間性の優しさを感じたわ。

 朝ちゃんも慎生さんの優しさに触れて、砂漠みたいな状況から助けられたことに感謝しているんじゃないかしら。うわべだけの薄っぺらい同情じゃなくて、ちゃんと手を差し伸べて引っ張り上げてくれた慎生さんに。それは盥ほどの水だったのかもしれないけど、これ以上ないくらい嬉しいものだったんじゃないかしら。