[アニメ レビュー] シティーハンター’91 第10話 今夜だけこの愛を… 都会のシンデレラ物語

シティーハンター’91

シティーハンターの魅力といえば、主人公の冴羽獠のギャップのあるキャラクターやハードボイルドなエピソードなど、いろいろとありマス。

わたしはやっぱり香さんとのエピソードが大好きね。ふたりとも惹かれ合ってるのに、踏み切れない感じがやきもきするのよねー。だからこそ、ふたりが近づく回が尊いのよー。

※本記事は2025年12月1日時点での視聴をもとにした記事です。

※記事の中で完全にストーリーのネタバレをしています




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第10話 今夜だけこの愛を… 都会のシンデレラ物語

第10話の長さは24分35秒(1475秒)。登場人物やストーリーの流れは以下のとおりデス。

<登場人物>

北原 絵梨子(きたは らえりこ)
香の高校時代の同級生。ファッションデザイナーとして活躍中。今回のエピソードの功労者。

<ストーリーの流れ>

高校時代の友人と再会する香

香の魅力を最大限に引き出す絵梨子

絵梨子の策にのってデートする香と獠

都会のシンデレラ


起 (310秒)

獠を連れ回してショッピングを楽しんでいた香は、偶然に高校時代の友人に再会シマス。

それがどうやったらふたりのキスにつながるのかしら。これは興味深いエピソードになりそうね。


0-8
ロゴ 8秒


8-1:38
OP:「DOWN TOWN GAME」GWINKO 90秒


1:38-2:25
香にキスをせまる獠 47秒

2:25-3:00
香のショッピングにうんざりの獠 35秒

3:00-3:35
同級生の絵梨子に声をかけられる香 35秒

3:35-4:10
獠と香の関係を見抜く絵梨子 35秒

やっぱりわかっちゃうわよねー。香さんの顔に「獠が好き」って書いてあるのよ。

4:10-4:30
夢をかなえてファッションデザイナーになった絵梨子 20秒

4:30-5:10
トータルコーディネイトをしてもらう香 40秒

年齢や肩書が変わっても、その人の本質は変わらない。だから人は長い時間離れていても、会えばすぐにあの頃に戻っちゃうんでしょうね。

承 (385秒)

絵梨子の卓越したセンスにより、香の魅力が限界を超えてしまいマス。

こんないい女、ほかの男たちがほっとかないわよー。これは獠さんも穏やかではいられないでしょう。


5:10-5:30
ナンパした女の子に一本背負をくらわされる獠 20秒

これは完全に「YAWARA!」の猪熊柔デスネ。役名は「裕子」となっていマス。

5:30-6:10
獠とデートの約束をとりつける絵梨子 40秒

6:10-6:30
ばっちり決まった香 20秒

キャーキャー、やっぱり香さんって美人なのよ。普段の香さんもいいけど、こういう色っぽい大人の雰囲気の香さんが最高にかわいいの。

6:30-7:00
香の魅力を引き出す絵梨子 30秒

7:00-8:05
香に喝をいれる絵梨子 65秒

「さっきのモッコリのカレシ?」は草……と言いたくなるような台詞デスネ。

8:05-8:25
絵梨子のお膳立て 20秒

8:25-9:30
香を口説くつまらないナンパ男 65秒

9:30-10:00
グラスを取り上げる獠 30秒

10:00-10:15
ナンパ男を撃退する獠 15秒

10:15-11:00
香に気づかない獠 45秒

11:00-11:35
絵梨子の作戦に気づく香 35秒

転 (335秒)

香と獠の1日だけのシンデレラ物語のはじまりデス。

わー、きっとステキなお話になるんでしょうねー。ってどこ連れてってんのよ獠さん!


11:35-12:10
嘘を付く香とそれにのる獠 35秒

12:10-13:00 一晩かぎりの恋人どうし 50秒

香さんたら、なんてかわいい表情するのかしら。獠さんもどことなく声が優しくって、いつにも増して素敵にみえるわ。

13:00-13:25
ホテルに連れて行かれてしまう香 25秒

13:25-13:50
まんざらでもない香 25秒

13:50-14:35
なんとかやり過ごそうとする香 45秒

14:35-15:20
モッコリが止まらなくなる獠 45秒

15:20-15:55
ホテルの家事で焼きだされてしまうふたり 35秒

ここでいじけてる獠さんほっとけないのが香さんなのよねー。香さんの、こういう情が深いところがいいのよ。

15:55-17:10
恋人になりきるふたり 75秒

結 (320秒 + 125秒)

ふたりの恋人ごっこのゆくえは、どうなるのでショウカ。

いけー、やっちゃえー、香さーん。


17:10-17:40
獠が笑いかけている相手は私じゃない 30秒

これは複雑よねー。普段とは違う自分に笑顔をみせてくれてるのは嬉しいけど、香さんは獠さんにありのままの自分とこういうふうに向き合ってほしいのよ。

17:40-18:30
不安になる香 50秒

18:30-19:25
とっさに嘘をつく香 55秒

19:25-20:00
もうすぐ魔法が解けるシンデレラ 35秒

20:00-21:00
魔法が解けたシンデレラ 60秒

あーあ、わたしはふたりにキスしてほしかったんだけどなー。でも、夢で終わっちゃうっていうのもロマンチックでいいわね

21:00-21:20
さようなら 20秒

21:20-21:45
もしそうなるなら、本当の自分でありたいと思った香 25秒

21:45-22:20
失くしたはずのイヤリング 35秒

22:20-22:30
もの思いにふける獠 10秒


22:30-24:05
ED:「SMILE & SMILE」 AURA 95秒


24:05-24:35
次回予告 30秒



レビィの感想

 わたしはこういうエピソードが楽しみでシティーハンター観てるのよ。普段の100tハンマー持って獠さんを追い回してる香さんがあるからこそ、ふたりのロマンチックなエピソードが映えるのよねー。

 タイトルにも入っているように、この作品は1991年に放映されたシーズンよ。日本の社会状況でいえば、バブル経済が崩壊した年なの。とはいえ、世間はまだまだバブルの浮ついた気分だった頃ね。

 そういう時代を反映して獠さんや香さんのファッションも、いかにもバブルな感じで派手だったわ。肩幅広くて胸元をガっと開いて、下はミニスカートみたいな感じ。ロングヘアのウィッグをつけるのも香さんの大変身の定番ね。今回もよく似合っていてステキだった。

 一方で獠さんは元の体格がいいから、スーツにコートを肩にかけるファッションがバッチリはまっていたわね。デートコースは最悪だったけど、それも獠さんらしくて笑っちゃったわ。でもいつもどおり、最後はカッコよく決めてくれたからOKよ。

 年末だし、なんかクリスマスっぽい物語をレビューしたくてこのエピソードを選んだけど、今となっては恋愛とクリスマスを重ねるっていうのも古くさいセンスなっちゃったわね。まぁ、たまには平成や昭和の空気にひたるのもいいんじゃないかしら。