[アニメ レビュー] シティーハンター2 第20話 香が記憶喪失!! さらば愛しきパートナー
シティーハンター2
みんな大好きシティーハンター。クリスマスも近いということで、なんかそれらしいエピソード回をレビューしようと思った。クリスマスとは関係のないエピソードだが、エンターテイメントを30分にギュッと詰め込んだシティーハンターらしいものとなっている。
※本記事は2024年12月3日時点での視聴をもとにした記事です。
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第20話 香が記憶喪失!! さらば愛しきパートナー
第20話の長さは24分06秒（1446秒）。独断で起承転結の４つに分割している。これ以降はネタバレ注意です。
第20話 香が記憶喪失!! さらば愛しきパートナー
<ストーリーの流れ>
⇩
香が記憶を失い動揺が隠せない獠
⇩
敵がいる晴海へ向かう獠とそれを追いかける香
⇩
香の記憶が戻る
※背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。
起 （98秒 + 202秒）
歩道橋の上で何者かに襲われた獠をかばった香は、階段から落ちたショックで記憶喪失になってしまう。心配して冴子や麗香も病院へ駆けつけてくれたが、覚えているのは獠の存在だけだった。
0-8
ロゴ 8秒
8-1:38
OP:「Angel Night〜天使のいる場所〜」PSY・S 90秒
1:38-2:20
白いカーネーションと白いパンツ 42秒
2:20-3:00
獠をかばって階段から落ちる香 40秒
3:00-3:30
病院に来てくれた冴子と麗香 30秒
3:30-4:00
記憶喪失になった香 30秒
4:00-4:30
記憶を取り戻すためたくさん話しかけたほうがいい 30秒
4:30-5:00
覚えているのは獠のことだけ 30秒
承 （400秒）
記憶を失ってしまった香を目の前に動揺を隠しきれない獠は、新しいパートナーを探し始めた。獠はこれまでの悲劇の記憶を忘れた香を、このまま何も知らずにしておいほうが香は幸せなのだと考えたのだった。
5:00-6:00
条件反射でハンマーを取り出してしまう香 60秒
6:00-6:30
本来の香の気持ち 30秒
6:30-7:00
獠の動揺を見抜く冴子 30秒
7:00-8:05
獠と香の関係を説明できない冴子たち 65秒
8:05-8:50
香の代役を見つけようとして麗香に怒られる獠 45秒
8:50-9:15
動揺する気持ちが抑えられない獠 25秒
9:15-9:45
香に白いカーネーションをプレゼントする獠 30秒
9:45-10:40
香の告白 55秒
10:40-11:15
槇村のことを気に掛ける香 35秒
11:15-11:40
香をそっとしておきたい獠 25秒
転 （215秒）
記憶を失ったことを理由に自分をとりまく危険から香を遠ざけようとする獠。てっつぁんから獠たちを襲った敵のアジトを知った獠は晴海へ。そして香も獠を追って晴海へと向かうのだった。
11:40-12:20
危険から香を遠ざけようとする獠 40秒
12:20-13:30
てっつぁんからの情報 70秒
13:30-14:00
永遠の別れを示唆するスイートピー 30秒
14:00-15:00
口を滑らせる冴子 60秒
15:00-15:15
獠の本心を確かめたい香 15秒
結 （435秒 + 96秒）
記憶がなくても絶妙のコンビネーションを見せる獠と香。戦闘の負傷で再び気を失った香は、無事に記憶を取り戻すことができた。
15:15-16:00
アジトで獠を待ち伏せする敵 45秒
16:00-16:30
敵のトラップをかいくぐる獠 30秒
16:30-17:20
暗所で狙う作戦を軽々と打ち破る獠 50秒
17:20-18:10
敵に捕まってしまう香 50秒
18:10-18:30
大爆発をものともしない獠 20秒
18:30-19:10
記憶がなくても成立する獠と香の連携 40秒
19:10-20:00
獠の本心 50秒
20:00-20:15
目を覚ます香 15秒
20:15-20:40
香の記憶が戻った 25秒
20:40-21:35
いろいろと怒られる獠 55秒
21:35-22:30
香の見た夢 55秒
22:30-23:40
ED:「Super Girl -CITY HUNTER 2-」岡村靖幸 70秒
23:40-24:06 次回予告 26秒
シーンリプレイ
5:00-6:00
条件反射でハンマーを取り出してしまう香 60秒
無意識にハンマーを取り出してしまう香。なんか安心する瞬間だ。
9:45-10:40
香の告白 55秒
記憶喪失の香は、心のどこかでその相手が獠なのだと分かっているのだろうか。
19:10-20:00
獠の本心 50秒
獠のことだから、なんかおしゃれな言い回しをしてそう。
感想
第20話はアニメオリジナル回ということで、展開に強引な点はあるがアクションからラブロマンスまで楽しめる良い回だと思う。こういったアニメオリジナルの回も面白いものが多いのもアニメ版シティーハンターの魅力のひとつだろう。
シティーハンターに引き続きシティーハンター2でもOP・EDの楽曲がとても素晴らしい。シティーハンターの楽曲といえば、作品の世界観を大切にした都会的でカッコいいというのが定番だ。今回のOP・EDともに今聴いても色褪せない魅力的な楽曲たちだと思う。
今回は香の記憶喪失で獠が取り乱すというエモ回だ。その取り乱しかたも半狂乱になるという感じではなく、より集中を高めていくという感じで、いかにもプロの掃除屋という雰囲気がいい。
エピソードに組み込まれた花言葉ネタや射撃などのシーンは既視感があり、これまでの獠たちの活躍うまくまとめ上げられている。ファン向けとしてはガッカリよりも、むしろニヤニヤしながら観れるものになっているのではないかと感じた。
最後のあたりの爆発で聞こえない獠のセリフは、誰もが解読しようとするはずだ。いわゆるご想像におまかせしますなシーンだが、香が本当に”夢”として認識しているのかも怪しい。香の記憶がいつ戻ったのか考えるのも面白い。そういった思わせぶりな演出も含め、作品に対する愛情を感じるとても楽しいアニメオリジナルだったと言えるだろう。
街なかで襲われて香が記憶喪失になる