[アニメ レビュー] 銀河英雄伝説 本伝・第1期 第1話 「永遠の夜の中で」

銀河英雄伝説 本伝・第1期

この作品は同名のSF小説を原作としたアニメ作品デス。銀河系を舞台に活躍する英雄たちの攻防を描いた人気作品デスネ。架空の歴史や英雄たちの群像劇が楽しめマス。

あーわたしはパスするわ。そういう小難しいのはダメなの。たぶん楽しめないと思うわ。

まあまあ、落ち着いてくださいレビィ。ちょっとした前提の知識があればレビィでも十分に楽しめますカラ。今回は、ワタクシがちょっと情報を整理しますので、とりあえず第1話だけでも観てクダサイ。
※本記事は2025年8月13日時点での視聴をもとにした記事です。
※記事の中で完全にストーリーのネタバレをしています。
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第1話 「永遠の夜の中で」

第1話の長さは24分03秒(1443秒)。登場人物やストーリーの流れは以下のとおりデス。
<登場人物>
- ラインハルト・フォン・ローエングラム
- 帝国側の主人公。天才的な軍事の才能を持つ銀河帝国軍の若き上級大将。
- ヤン・ウェンリー
- 同盟側の主人公。天才的な軍事の才能を持つラインハルトのライバル的存在。
- ジークフリード・キルヒアイス
- ラインハルトの親友であり側近。

銀河英雄伝説 本伝

宇宙へと進出した人類は、150年ものあいだ2つの陣営に分かれて戦争をしていマス。

その2つの陣営っていうのが、皇帝や貴族が支配する銀河帝国と、帝国から逃れた人々が集まってできた自由惑星同盟ね。

そうデス。そして、両陣営にはそれぞれ天才と呼ばれる若き軍師がいマス。帝国軍のラインハルト。そして同盟軍のヤン・ウェンリー。このふたりを主人公として物語が描かれていマス。

じゃあラインハルトとヤンを知ってれば、物語を楽しめるってこと?戦艦とか宇宙暦とか覚える気ないわよ、わたし。あと難しい戦術とかも分からないからね。

それで大丈夫デスヨ。あとは、ラインハルトの親友のキルヒアイスくらいでショウカ。ラインハルトは金髪、キルヒアイスは赤髪。ヤンは青っぽい黒髪ですので、簡単に見分けがつくと思いマス。

わかったわ、じゃあとりあえず第1話を観てみましょうか。
<ストーリーの流れ>
⇩
この会戦のキーマンはラインハルトとヤン・ウェンリー
⇩
ラインハルトの奇策
⇩
勝利を確信するラインハルト
起 (300秒)

ラインハルト率いる帝国軍の艦隊2万隻は、4万隻の同盟軍の艦隊に三方から囲まれていマ。自軍の2倍の艦隊に囲まれているわけですから、ラインハルトは絶体絶命の状況デス。

これはもう同盟軍の勝利は確定ね。いくらラインハルトが名軍師っていったって、この状況をひっくり返すのは難しいと思うわ。
0-1:30
OP:「Skies of Love」秋吉満ちる 90秒
1:30-2:40
150年続く銀河帝国と自由惑星同盟の戦い 70秒

フェザーン自治領は帝国と同盟の両方と交易する自治領デス。軍事的な力はありませんが、経済力という大きな力を持っていマス。
2:40-3:30
集まる帝国の指揮官たち 50秒
3:30-4:00
ラインハルトとキルヒアイス 30秒
4:00-5:00
我々が敵より圧倒的に有利な態勢にあるからだ 60秒

この状況で”圧倒的に有利な態勢”ってどういうことかしら。いったいどんな策があるっていうの?
承 (415秒)

ラインハルトとヤン・ウェンリー。お互いがお互いの存在を警戒していマス。

どちらも頭の固い老人の嫉妬や反感を買っているようね。
5:00-5:35
高みの見物を決め込むフェザーン自治領 35秒

戦争している両勢力と交易しているフェザーンは、どっちに転んでも大儲けできるもんね。両方が消耗していけばなおさらだわ。
5:35-6:35
強権を振るうラインハルト 60秒
6:35-6:50
今日の勝利は姉への贈り物 15秒
6:50-7:50
ラインハルトの姉 60秒

ラインハルトもキルヒアイスも、お姉さんのことを慕っているのね。それにしてもすごい美人さん。皇帝陛下の愛人にされちゃうのも仕方がないわ。
7:50-8:10
ラインハルトの懸念 20秒
8:10-9:00
作戦を却下されるヤン・ウェンリー 50秒
9:00-9:50
ラインハルトを警戒するヤン 50秒
9:50-10:50
戦いはひとりでは戦えない 60秒
10:50-11:30
かつてのラインハルトの参謀たち 40秒

かつての参謀たちからの信頼が厚いわね、ラインハルト。異例の出世も実力で勝ち取ったものなんだっていうのがわかるわね。
11:30-11:55
迫る開戦 25秒
転 (295秒)

ラインハルトの作戦により、戦況は帝国側に傾いてゆきマス。

ヤンが予想したとおりになってるわね。劣勢になりつつあるみたいだけど、ヤンにはまだ策があるみたいよ。
11:55-12:40
ラインハルトの奇策 45秒
12:40-13:30
2万対1万3000 50秒

なるほど、4万の艦隊でも各艦隊は1万3000づつなのね。ラインハルトの艦隊は2万だから、急襲して艦隊を各個撃破していけば勝てるかもしれないわね。
13:30-14:30
たまらず司令官に進言するヤン 60秒
14:30-15:00
ヤンの提案 30秒

これなら帝国側の艦隊に数で圧倒できそうね。まだ反撃のチャンスは無くなってはいないわ。
15:00-16:15
ヤンの意見を聞き入れない上官 75秒
16:15-16:50
友人を心配するヤン 30秒
結 (320秒 + 113秒)

ラインハルトの攻勢に同盟軍は追い詰められてゆきマス。

無能な上官がこれほど恐ろしいものだとは思わなかったわ。ヤンの作戦を採用していれば、勝利を収められたかもしれないのに。
16:50-17:30
聞き入れられないラップ少佐の進言 40秒
17:30-18:10
第四艦隊を撃破するラインハルト 40秒
18:10-18:50
同盟軍とは対象的なラインハルトとキルヒアイス 40秒

やっぱり風通しが良い組織っていうのは能力を発揮しやすいのね。同盟軍の指揮官たちの無能っぷりには絶望するわ。
18:50-19:45
医療レベルの進んだ結果 55秒
19:45-20:20
現実はもっと不愉快 35秒

はぁ……。
20:20-21:20
第六艦隊全滅 60秒
21:20-22:10
勝利を確信するラインハルト 50秒
22:10-23:40
ED:「光の橋を越えて」小椋佳 90秒
23:40-24:03
次回予告 23秒

レビィの感想
あー面白かったー。観る前はもっと難しい物語だと思ってたんだけど、すんなり楽しめる内容だったんで安心したわ。とりあえずラインハルトとヤンに注目していれば置いてけぼりにはならないみたいね。
ラインハルトは順調に出世して権力を振るっているように見えるけど、古株の司令官たちには良く思われていないわね。ラインハルトのお姉さんが皇帝の愛人として召し抱えられてるから、その七光りで出世させてもらったと思ってるわ。
ヤンのほうはもっと深刻で、上官にあまり良く思われていないからヤンの意見が通らない。今回も、ヤンはラインハルトの戦略を見抜いていたにもかかわらず、上官の判断のせいで同盟軍は常に後手後手にまわってしまった。自分の意見を押し通せるだけ、ラインハルトのほうが恵まれた環境だと言えるわね。
わたしが好きなタイプのキャラクターはヤンのほうだから、ここからヤンがどんな戦術を考えてくれるのか楽しみだわ。ラインハルトが内心で勝利を確信しているってところもアツいわね。なんとか一矢報いて帝国をギャフンって言わせちゃってよ、ヤン・ウェンリー!
絶体絶命の帝国軍上級大将ラインハルト