私がアドセンスの審査で何回も不合格になっていた原因(たぶん)

それは画像が原因だった(たぶん)

 私は悩んで悩んでここにたどり着いたであろう人の気持ちが痛いほど分かる。なのでもったいぶらずに結論を書こう。私がアドセンスの審査に何回も落ちていたのは画像が原因だった(たぶん)。(たぶん)と書いているのは本当はどうだったのかは誰にも分からないからだ。こればっかりはGoogleに聞かないと分からない。画像なんか使ってないよという方は、この記事は役に立たない可能性が高いので、ほかの原因をあたってみたほうがいいと思う。

 Googleアドセンスの審査については多くのブロガーさんたちが有益な情報を発信している。そんななか私のブログにたどり着いた方は、記事数とかあらゆる審査の対策だとかを試したにもかかわらず、”有用性の低いコンテンツ”だの”コンテンツが存在しない”とこちらの努力を無に帰すようなコメントを何回もGoogleに返された方だと想像できる。私も同じ様に何回も審査落ちして意地になっていた時期があったので、私の情報が役に立てばその頃の私の苦労も報われるというものだ。



「画像=記事」の罠

 簡単にいうと私がブログ内で使用していた絵(画像)は、おそらくアドセンスの審査で”画像一枚だけの記事”として審査されていた。そうするとどういう結果になるか?そう、”有用性の低いコンテンツ”になるわけである。この可能性に思い当たるまで随分と時間がかかった。画像を記事として生成してしまうのはWordPressの仕様らしいので、初心者の私がそんなの気づくわけがないのだ。

 ではどうすればいいのかというと、画像を”画像を添付している記事の一部”としてGoogleに認識してもらわないといけない。それを実現する方法はいくつかあるようだが、プラグインを使うのが手っ取り早い方法だろう。ありがたいことに既にそういうプラグインが存在する。

WordPressプラグイン「Attachment Pages Redirect」を導入する

「Attachment Pages Redirect」は画像を添付している記事へと飛ばしてくれるプラグインだ。インストールして有効化すればその後に添付した画像は自動的に画像を記事に紐付けしてくれる。メディア画面をリスト形式で表示すれば、画像が記事に紐付けされているかどうか分かりやすく表示される。プラグイン有効化以前に投稿した画像は「(未使用)」と書かれているはずで、それは記事として認識されている可能性があるので添付した記事に手動で紐付けしておくといい。

 私は審査中に「Attachment Pages Redirect」を導入して、あっけないほどすぐに審査を通過できた。導入前はさんざん待たされた審査が、導入後は半日くらいで終わったのだ。嬉しいやら腹立たしいやらで微妙な気分になったが、ちゃんと記事を書いているのにアドセンスの審査に落ちまくっている方は、もしかしたら良かれと思って添付している画像に原因があるかも知れないのでチェックしてみてはいかがだろうか。

 余談ではあるが、アドセンスはめったなことではクリックしてもらえない。アドセンス導入してからの私のトータルのアドセンス収入ではジュース1本も買えない。しかし”アドセンスに合格した”という事実はブログを続けてゆく自信を与えてくれる。どんなに見てくれる人が少なくても、一定の審査基準をクリアして客観的に認められたことは大きいと思うのだ。この記事がかつての私のように悩んでいる方の助けになれば幸いだ。