AfterShokz AEROPEX 骨伝導ワイヤレスヘッドフォン(AS800BK)を買った

買ってよかった

 私はPCでアニメを視聴しているのだけど、使っているヘッドホンはもう10年近く前に買ったもの。イヤーパッドも3回くらい交換している。もしかしたら音質も低下しているのかも知れないが、何より長時間つけていると耳が痛いし頭全体が疲れる。

 アニメを観る時間も増えたが特に最近はDiscordで通信しながらマイクラを遊ぶことも多く、なにかとヘッドホンをつける時間が長くなっていた。ヘッドホンの買い替えやイヤホンなんかも検討してみたが、結局は耳(鼓膜)や頭に負担がかかるのは変わらない。何かいいものはないかと探していた矢先に目にとまったのが”骨伝導”というキーワードである。

 骨伝導ヘッドホンにはいくつか種類があったのだが、お値段が高め(19,998円)の”Aeropex”という商品を買うことにした。ほんとうはもっと複雑な操作もできる商品のようだが、私は”聴く”という機能しか使ってないのでその部分だけのレビューになることをご容赦いただきたい。



 まずはサイズ感。ぐるっと本体の外周を測ったら35cmから37cmくらいで、思っていたより小さい。だいたい大人用のお茶碗の大きさをイメージした感じで合っていると思う。持ってみると本体はグニャグニャでかなり広がりそうだ。USBから電源をとって専用端子で本体につなげて充電をする。端子はマグネットでカチッと本体に付けられるので、方向を間違えたりとかはしないはずだ。ただ充電しながらの使用は不可なのでちょっと残念。

 着けてみた感じは「これなら、あんまり気にならないかな」って感じ。あんまり気にならないけども「着けてないみたい」とはならない。グニャグニャとはいえそれなりに締め付けはあるわけで、装着感ゼロとはいかないようだ。ちなみにメガネと併用も可能で、まったく違和感なく使用できた。メガネにも色々あるので個人差はあると思うが。

あんまり気にならない

 本体の音量(+)ボタンを2秒長押しすると電源オンの状態になり、青色のランプが点灯し(すぐ消えます)接続状態やバッテリー残量のアナウンスが流れる。電源オフにするには、電源オンの状態から再び音量(+)ボタンを3秒長押しすると、赤色のランプが点灯し(すぐ消えます)アナウンスが流れて電源オフになる。

 スマホやPCとの接続も簡単で、接続待機状態でスマホPC側のBluetooth設定に追加するだけだ。接続待機状態にするには電源オフの状態から音量(+)ボタンを長押しして、電源オンの状態になってもそのまま音量(+)ボタンを押し続けると接続待機状態になる。だいたいトータルで6秒ほど音量(+)ボタンを長押しすればいい。本体の電源ライトが青赤と点滅するのが目印だ。

音量+ボタンが電源ボタンと兼用になっている
音量+ボタンが電源ボタンと兼用になっている

 個人的には音質も心配していたほどチープではなかった。むしろ普通すぎてびっくりした。低音部分が少し弱いかなと感じるくらいで、ゲーム中のチャットや作業中に音楽を流す程度なら何も問題ないレベルだと思う。けっこう大きめの音量でも環境音が聞こえるのもなんか安心する。音漏れに関してはよっぽど静かな場所めっちゃ近くにいないかぎり気にならないと思う。そもそも骨伝導が思ったよりはっきり聞き取れるので(接続側の設定にもよるが)レベルマックスにするほど音量上げれない。

 宣伝用の写真なんかをみるとスポーツ用途や通勤などの外での使用を想定した商品らしいことがわかる。後頭部からぐるっと装着するので寝転がってだらだらしたい方にはおすすめできないが、座ってゲームとかPC作業をされる方は問題なく使えると思う。特に高音質を求めないのであればおすすめの商品だ。値段はちょっと高いけど。



TP-Link Bluetooth USBアダプタ(UB4A)も買った



 自宅のPCがBluetoothが内蔵されていなかったので、Bluetoothアダプタも購入した。PCによっては使えないこともあるようだが、私のwindows10HomeではUSBに差すだけで使えるようになった。デスクトップ画面の右下、タスクバーの三角からBluetoothマークをクリックして「Bluetoothデバイスの追加」から”Aeropex by AfterShokz”を追加できれば成功だ。

bluetoothをクリック
bluetoothをクリック

 いちど登録を済ませてしまえば、次からはAeropexの電源を入れたらすぐにつながる。便利だなぁBluetooth。