[アニメ レビュー] チェンソーマン 第5話 銃の悪魔

チェンソーマン

 デビルハンターとして生活をしている少年デンジ。彼は親の借金を返すためにチェンソー犬のポチタと共に悪魔を退治する仕事を請け負っていた。しかし雇い主に騙され、デンジは命を落としてしまう。

 ポチタの心臓を貰ったことでチェンソーマンとなったデンジは、公安のマキマの管理下に置かれ対魔特異4課の一員として働くこととなった。対魔特異4課ではアキやパワーといった仲間と出会い、彼らと共同生活を送ることになる。

 この作品の特徴といえば血しぶきドバドバの残虐な表現とアクションの超絶作画ということになるだろう。かなり激しい表現なのでダメな方はダメだと思う。しかしこの作品には魅力的なキャラクターがたくさん登場するので、彼らが魅せてくれる演技や作画も見逃せない。

 またカッコいいOP主題歌や毎回変わるEDなど、作品全体の完成度にこだわっている点も素晴らしい。現実に近い等身で描かれたキャラクターたちも、単にカッコいいだけでなく笑いも提供してくれる。見かけの質だけでなく、エンターテイメントとして高いレベルにある作品だと思う。

 第5話では血がドバドバ出ることはなく、キャラクターの絡みを楽しめる回となっているので、血が苦手な方も楽しめるだろう。マキマさんがちょっとエッチだが、これくらいは許容範囲じゃないだろうか。おっぱいやキスに翻弄されるデンジの動物的なかわいさに注目だ。

※本記事は2022年12月5日時点での視聴をもとにした記事です。


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第5話 銃の悪魔

 第5話の長さは23分55秒(1435秒)。独断で起承転結の4つに分割している。これ以降はネタバレ注意です

<登場人物>

デンジ
悪魔と人間が融合したチェンソーマン。単純で素直な少年。育った環境が悪く、過酷な生活を強いられてきた。自分を救ってくれたマキマさんが大好き。
マキマ
公安対魔特異4課のリーダー。美しく優しい雰囲気だが、どこか人間味の薄い女性。デンジを対魔特異4課へ招いた。
早川 アキ(はやかわ あき)
対魔特異4課ではデンジの先輩にあたる青年。狐の悪魔と契約している。マキマさんが好き。
パワー
血の魔神であり、対魔特異4課のデビルハンター。ツノの生えた鬼の美少女のような見た目をしている。性格は自分勝手で自己中だが、どこか憎めない魅力を持っている。自分大好き。
姫野(ひめの)
眼帯をした女性のデビルハンター。アキのバディをしている。バディはアキで6人目。もうバディを失いたくないと思っている。


第5話 銃の悪魔

 パワーの協力のお陰でついにおっぱいを揉むことができたデンジ。しかし思い焦がれたほどの体験ではなく、デンジは抜け殻のようになってしまった。デンジの変化を感じ取ったマキマは、何か悩みがあるのかと優しくデンジに問いかけた。

 夢(おっぱい)に破れたデンジに、マキマさんは触れ合うことの大切さを手ほどきする。気持ちが高まったデンジにマキマさんはお願いをする。「銃の悪魔を倒して」と。銃の悪魔が現れた日、ある兄弟も普通の生活を送っていた。

 アキには銃の悪魔に家族を奪われた過去があった。銃の悪魔の肉片を集めれば銃の悪魔にたどり着く。その執念がアキを動かしているのだ。次の任務は肉片を食べたと思われる悪魔の事件。6人での行動になるのだが、デンジとパワーは信用されていないようだ。

 新しい任務ではアキのバディである姫野たちともチームを組むことになった。任務終了のご褒美にベロちゅーしてくれるという条件にテンション爆上げのデンジ。しかし簡単に終わると思っていた任務は意外な方向へと向かうのだった。

 第5話の見どころ

  • デンジのかわいさ
  • マキマさんのエロさ
  • アキと姫野の過去

背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。



起 (300秒)

0-15
ついにおっぱいを 30秒

30-50
パッドでもカウントされるのか 20秒

50-1:43
こんなもん 53秒


1:43-3:13
OP:「KICK BACK」米津玄師 90秒


KICK BACK (通常盤) (特典なし)

3:13-3:40
抜け殻デンジ 27秒

3:40-4:00
ハンコ業務 20秒

4:00-5:00
燃え尽き症候群 60秒


 おっぱいを揉んでみたらたいしたことなくてショックを受けるデンジのパート。

承 (280秒)

5:00-5:25
せまるマキマさん 25秒

5:25-5:50
エッチな手ほどき 25秒

5:50-6:20
おぼえ、ました 30秒

6:20-7:00
なすがままのデンジ 40秒

7:00-8:00
銃の悪魔を倒したら 60秒

8:00-8:30
なんでも 30秒

8:30-8:55
悪魔が現れた日 25秒

8:55-9:40
お兄ちゃんと遊びたい 45秒


 マキマさんに銃の悪魔の討伐を頼まれるパート。

転 (335秒)

9:40-10:00
ついてくんなよ 20秒

10:00-10:30
ありふれた兄弟の時間 30秒

10:30-11:00
キャッチボールなら冷たくない 30秒

11:00-11:20
5分で120万人 20秒

11:20-11:50
恐怖で悪魔は強くなる 30秒

11:50-12:30
銃の悪魔の肉片 40秒

12:30-12:50
銃の悪魔にたどり着く 20秒

12:50-13:20
その先に奴がいる 30秒

13:20-13:45
次の任務へ 25秒

13:45-14:15
敬語はどうした 30秒

14:15-14:45
信用できません 30秒

14:45-15:15
どんなひどいことをされたのか 30秒


 アキの銃の悪魔討伐に対する想いが分かるパート。

結 (430秒 + 90秒)

15:15-16:00
キスに揺れるデンジ 45秒

16:00-16:50
ベロちゅー!? 50秒

16:50-17:30
暴走するデンジ 40秒

17:30-18:10
1年あればわかる 40秒

18:10-18:40
アキと姫野の出会い 30秒

18:40-19:10
アキくんは死なないでね 30秒

19:10-19:50
来る 40秒

19:50-20:40
幽霊と契約 50秒

20:40-21:20
触れない能力 40秒

21:20-21:55
また8階 35秒

21:55-22:25
やっぱり8階 30秒


22:25-23:55
ED:「インザバックルーム」syudou 90秒


インザバックルーム

 新しい任務でビルの8階に閉じ込められるパート。

シーンリプレイ

7:00-8:00
銃の悪魔を倒したら 60秒

 こんなにドキドキさせられてからのお願いじゃあ聞かないわけにはいかない。


11:00-11:20
5分で120万人 20秒

 銃の悪魔のヤバさを表現するスピード感と圧倒的な暴力の作画。


16:50-17:30
暴走するデンジ 40秒

 ベロちゅーにウキウキしてしまうデンジかわいい。たぶん俺もそうなる。


感想

 激しいアクションシーンから凪のような語りのシーンが繰り返される、まさにジェットコースターのような作品だ。今回はマキマさんのドキドキするような緊張感のある色気が楽しい。

 一方でデンジは欲望に忠実で、マキマさんの手のひらの上で簡単にコロコロされてしまう。同じ男としてはチョロすぎてかわいらしく思える。あんなコトされたら抗うのは難しい。

 マキマさんの色気の前に、デンジは簡単に言いなりになってしまう。しかし果たしてそれはデンジだったのか。「デンジくんが銃の悪魔を殺せたら。マキマさんがオレの願い事。なんでもひとつかなえてあげる」とはデンジのつぶやきだが、どう考えてもデンジくんとオレは別と考えるべきだろう。

 どうやらポチタとデンジは同じ体の中で同時に生きているようなのだ。デンジの行動が彼本人のものであるのか、それともポチタの行動なのか、そのあたりも今後の展開のヒントになりそうである。

 今回は銃の悪魔という大きな目的が提示された。それに付随してアキや姫野のデビルハンターとしての動機も分かってきた。銃の悪魔を倒したいという目的が重なり合って、みんな戦っているのだ。デンジとパワーは違うが。

 今回の悪魔は一瞬で倒したかにみえた。しかし何かがおかしい。永遠の8階に閉じ込められてしまったデビルハンターたち。どうなってしまうのか。