[アニメ レビュー] 花は咲く、修羅の如く 第2話 好きと才能

花は咲く、修羅の如く

この作品はすももが丘高校放送部を舞台とした、主人公の春山花奈の成長を描く青春物語デス。

花奈ちゃんは第1話で瑞希先輩の策略で放送部に入部することが決まったわ。今回は放送部のメンバーとの顔合わせね。花奈ちゃんがどんな人たちと出会うことになるのか楽しみだわ。
※本記事は2025年1月20日時点での視聴をもとにした記事です。
※記事の中で完全にストーリーのネタバレをしています。
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第2話 好きと才能

第2話の長さは22分59秒(1379秒)。登場人物やストーリーの流れは以下のとおりデス。
<登場人物>
- 春山 花奈(はるやま はな)
- 十鳴島からすももが丘高校に通いはじめた高校1年生。朗読が大好きで、島でも朗読会を自ら開いていた。
- 薄頼 瑞希(うすらい みずき)
- 花奈の朗読に可能性を感じ、すももが丘高校の放送部へ引き込んだ。
- 冬賀 萩大(とうが しゅうだい)
- 第三中出身の高校1年生。口が悪く態度も悪いが、音に対する気持ちは人一倍強い。
- 夏江 杏(なつえ あん)
- 第二中出身の高校1年生。綺麗でクリアな発音が特徴。第三中出身の萩大とは犬猿の仲。

第2話 好きと才能
<ストーリーの流れ>
⇩
他者紹介と好きと才能の対立
⇩
放送部の部室の紹介
⇩
すももが丘高校放送部へようこそ
起 (300秒)

まずは放送部に入ったばかりの1年生の顔合わせデスネ。花奈を含めて4人の新入部員が集まりまシタ。

入ったばかりの新入部員に自己紹介ならぬ他者紹介をさせるなんて、面白い発想ね。
0-50
放送部のオリエンテーション 50秒
50-2:20
OP:「自分革命」SHISHAMO 90秒
2:20-3:15
地獄の他者紹介 55秒

初対面の人を紹介するって、なかなかハードル高いミッションね。
3:15-3:50
アナウンスと朗読を縮めて「アナ朗」 35秒
3:50-4:25
自分の強みが説明できない花奈 35秒

これは圧迫面接ね……観てるこっちも心臓が縮み上がるわ。
4:25-5:00
花奈に音を聴かせる萩大 35秒
承 (420秒)

他者紹介の発表により、部員それぞれの個性がよく分かる場面デス。なかでも杏はとても意識を高く持って放送部に入部したことがわかりマス。

杏ちゃんは「実績」に重きをおいているようね。そりゃ「好き」を大切にしている萩大とは話が合わないはずだわ。
5:00-5:30
すべて萩大が録音した音声 30秒
5:30-5:50
「好き」は最強のアクセル 20秒
5:50-6:30
花奈の「好き」は強みと言える 40秒

あれ、この萩大っていいヤツじゃない?一気に高感度が上がったわ。
6:30-7:25
花奈の朗読「やまなし」に引き込まれる部員たち 55秒
7:25-8:15
花奈による萩大の紹介文 50秒
8:15-8:40
先輩たちに褒められる花奈 25秒
8:40-9:05
喧嘩が始まってしまう萩大と杏 25秒

中学の顧問からの因縁がつづいてるのね。業が深いわ。
9:05-9:45
萩大による花奈の紹介文 40秒
9:45-10:20
松雪による杏の紹介文 35秒
10:20-11:00
杏による松雪の紹介文 40秒

ひゃー、さすが全国大会に出場してるだけあるわね。聞きやすいし内容も分かりやすくまとまってるわ。
11:00-12:00
意識の高い杏とそれに反発する萩大 60秒
転 (215秒)

放送部の活動の拠点となる部室と、練習メニューの紹介デス。

棟の建て替えのおかげで新しくて設備の整った部室で活動できているのね。
12:00-12:50
放送部の部室へ 50秒
12:50-13:10
新しく設備の整ったスタジオ 20秒
13:10-13:55
Nコンの出場は絶対 45秒
13:55-14:15
声の適正 20秒

杏ちゃんは声の適正でアナウンスを選んだのね。でも本心ではどう思ってるのかしら。
14:15-14:30
放送部の練習メニュー 15秒

かわいいー!いいじゃない、すもみゃん。
14:30-15:35
発声練習で腹式呼吸を教わる花奈 65秒
結 (355秒 + 89秒)

花奈と杏がペアになって滑舌の練習をしマス。そこでは花奈の才能と杏の技術の対比が描かれマス。

今はギクシャクしているけど、お互いの凄さは認め合っているのよね。花奈ちゃんと杏ちゃんは何かのきっかけでいい友達になれそうだわ。
15:35-16:00
花奈と杏のペアで滑舌の練習 25秒
16:00-16:30
杏の声の使い分けに気づく花奈 30秒

へー、笑声っていうんだ。花奈ちゃんはこれからこういう業界用語も覚えていかなきゃだねー。
16:30-17:00
ギクシャクする花奈と杏 30秒
17:00-17:40
銀河鉄道の夜の読み合わせ 40秒
17:40-18:00
お手本のような杏の朗読 20秒
18:00-18:30
物語の世界に引き込む花奈の朗読 30秒

声の適正でアナウンスに変えた杏ちゃんとしては、花奈ちゃんの才能には震えちゃうよね。
18:30-18:45
才能は暴力的 15秒
18:45-19:15
無意識に杏を煽ってしまう花奈 30秒
19:15-19:35
花奈と瑞希の掛け合い 20秒
19:35-20:15
杏をフォローする松雪 40秒
20:15-20:50
打ち解けてきた杏と花奈 35秒

あらあらあらあら杏ちゃん♡つい口に出ちゃった感じ?
20:50-21:30
ようこそすももが丘高校放送部へ 40秒
21:30-22:59
ED:「朗朗」さとう。 89秒

レビィの感想
第1話は美しい背景と演出で、花奈ちゃんの才能や育ってきた環境なんかがよく描かれていたわ。第2話では、これから放送部として一緒に活動していく仲間たちがたくさん登場したわね。主に活躍したのは萩大と杏ちゃんだったけど、他の部員たちとも花奈ちゃんがどう関わっていくのか楽しみだわ。
萩大は最初は横柄で嫌なやつかと思ったけど、音に対する熱意や「好き」に対する意見なんかを聞くと、すごくいい人なのが分かった。杏ちゃんも言い方は厳しいけれど、声に対するまっすぐな気持ちがとても伝わってきたわ。
萩大と杏ちゃんは第2話のタイトルである「好き」と「才能」のどちらを優先するのかという解釈で何度も言い合いになっていた。お互いの出身の中学の指導方針が影響しているみたいだけど、どちらの意見も間違っているわけではないから悩ましい問題ね。この問題はそのまま花奈ちゃんと杏ちゃんの対立軸になっていて、今後もこの問題でキャラクターたちの葛藤がありそうだわ。
それと今回は活躍が控えめだったけど、他の部員たちも個性的で好感の持てるキャラクターばかりだった。彼らがこれからどんな物語を聴かせてくれるのかとても楽しみだわ。
あと忘れちゃいけないのが声優さんたちの演技。この作品は作画や背景も美しいんだけど、ハイライトはなんといってもキャラクターたちの朗読シーン。画と音と声のすべてが調和した美しい世界が表現されているの。派手に動くわけではないんだけど、声優さんの美しい声と演技に引き込まれるわ。これもまたアニメの素晴らしい側面のひとつだと思うの。それにしても声優さんの朗読って本当に魅力的ね。この作品を観ていたら、もっともっと聴いてみたくなっちゃったわ。
放送部員たちの顔合わせ