[アニメ レビュー] ポケットモンスター(2023) 第10話 ネモとコルサと
ポケットモンスター(2023)
1997年より放映されていた「ポケットモンスター」のアニメが、2023年に主人公を交代し新たな物語がスタートした。ニャオハをパートナーとする少女リコとホゲータをパートナーとする少年ロイ。ふたりは世界を駆け回るライジングボルテッカーズの一員となり、冒険の旅に出たのだった。
リコの持つ謎のペンダントを狙うエクスプローラーズ。離島に住む「いにしえのモンスターボール」を持つ少年ロイ。リコとロイの冒険の旅への扉を開くライジングボルテッカーズ。彼らが出会う様々なポケモンたちとのふれあいとバトル。盛りだくさんの内容だ。
かなりの低年齢から触れる作品であるため軽い内容かと思いきや、かなりしっかりしたストーリーが展開される。作画や演出も手抜きなしで、かわいさも恐ろしさもキッチリ描いている。
今回はゲームにもライバルとして登場したネモと合流し、アーティストでありジムリーダーであるコルサに会いに行く。ゲームとは違った展開だが、それぞれのキャラクターへの理解度が増す内容になっている。
※本記事は2023年6月12日時点での視聴をもとにした記事です。
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第10話 ネモとコルサと
第10話の長さは24分35秒(1475秒)。独断で起承転結の4つに分割している。これ以降はネタバレ注意です。
<登場人物>
- リコ
- セキエイ学園に通う女の子。ニャオハやライジングボルテッカーズと行動をともにし、冒険の旅に出る決意をした。なお授業はリモートで受けられるもよう。パートナーはニャオハ。
- ロイ
- カントー地方の離島に住む少年。ロイの持つ「いにしえのモンスターボール」から飛び出した黒いレックウザを探すため、ライジングボルテッカーズの一員になった。パートナーはホゲータ。
- ネモ
- ネモ チャンピオンランクのポケモントレーナー。戦闘狂ですぐにバトルしたがる。
- コルサ
- ボウルタウンのジムリーダー。最近様子がおかしいので町の子どもたちも心配している。
ネモとコルサと
コルサさんと訪ねたリコたちは、顔色の悪いコルサさんと会うことができた。しかし黒いレックウザの話を切り出すと、取り乱して席を外してしまった。コルサさんと元気づけるため、リコたちはキマワリ集めをすることにしたのだった。
コルサさんの笑顔を取り戻すためキマワリを集めてまわったリコたち。オリーニョの一喝オイルで逃げ場をなくしたコルサさんはスランプになった事情を話してくれた。しかしロイの一言でそれが新しい始まりの一歩なのだと気付かされたコルサさんは、ロイとジムリーダーとして勝負することを決意した。
ついに始まったコルサさんとロイのポケモンバトル。コルサさんの指導でどんどん成長するロイ。結果は試合巧者のコルサさんの勝利となったが、ロイにとって意義のあるバトルとなった。コルサさんから聞いた情報をたよりに、また新たな冒険へと向かうリコとロイだった。
第10話の見どころ
- 愛すべきコルサさん
- ポケモンたちの可愛らしさ
- 白熱のポケモンバトル
※背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。
起 (300秒)
0-30
ボールタウンへ 30秒
30-1:00
ミニーブ 30秒
1:00-1:20
アヴァンギャルドは爆発だー 20秒
1:20-2:50
OP:「ドキメキダイアリー」asmi feat. Chinozo 90秒
2:50-3:20
黒いレックウザを探して 30秒
3:20-4:00
アニメでもバトル狂のネモ 40秒
4:00-4:30
コルサさんはジムリーダー 30秒
4:30-5:00
最近はお休みしてるコルサさん 30秒
ボールタウンでネモと出会うパート。
承 (310秒)
5:00-5:20
キマワリをあつめれば 20秒
5:20-5:45
三人の自己紹介 25秒
5:45-6:05
元気……ですか? 20秒
6:05-6:25
近い近い 20秒
6:25-6:55
コルサさんの芸術 30秒
6:55-7:20
ミニーブとオリーニョ 25秒
7:20-8:00
ニャオハとオリーニョ 40秒
8:00-8:30
取り乱すコルサさん 30秒
8:30-9:00
黒いレックウザを知っている?! 30秒
9:00-10:10
スランプに挑む 70秒
コルサさんと出会うパート。
転 (290秒)
10:10-10:40
どんどん見つけよう 30秒
10:40-11:30
広場いっぱいのキマワリ 50秒
11:30-12:00
もう逃げられないコルサさん 30秒
12:00-13:00
黒いレックウザに会っていた 60秒
13:00-13:40
圧倒的な存在に敗北 40秒
13:40-14:00
ロイの視点 20秒
14:00-14:35
始まりの一歩 35秒
14:35-15:00
バトル開始だ 25秒
キマワリを集めてコルサさんを立ち直らせるパート。
結 (405秒 + 170秒)
15:00-15:30
草には火 30秒
15:30-16:05
ウソッキーは岩タイプ 35秒
16:05-16:30
試合巧者のコルサさん 25秒
16:30-17:05
物事を見失うな 35秒
17:05-17:30
逆に利用する 25秒
17:30-17:45
ロイを成長させてくれた 15秒
17:45-18:00
効いてる効いてる 15秒
18:00-19:00
テラスタル 60秒
19:00-19:15
ウソッキーの勝ち 15秒
19:15-20:00
テラスタルの説明 45秒
20:00-20:20
バトルは共同で創る作品 20秒
20:20-20:50
輝くオリーバ 30秒
20:50-21:30
悲しみの秘密 40秒
21:30-21:45
うごめく謎のポケモン 15秒
21:45-23:15
ED:「 RVR〜ライジングボルテッカーズラップ〜[オリオVer.]」リコ(鈴木みのり)&ロイ(寺崎裕香)&オリオ(佐倉綾音) 90秒
23:15-24:00
フリード博士のポケモンゼミ 45秒
24:00-24:35
次回予告 35秒
コルサさんとロイのポケモンバトルのパート。
シーンリプレイ
7:20-8:00
ニャオハとオリーニョ 40秒
とてつもなくカワイイ!動きと声の演技で魅せるポケモンのコミュニケーション。
17:30-17:45
ロイを成長させてくれた 15秒
相手をいなしつつバトルの駆け引きを学ばせる。これは子どもたちにしたわれるのも納得。
23:15-24:00
フリード博士のポケモンゼミ 45秒
コンテンツ継続のために大切なコーナー。ここでの知識はゲームでも役に立つ。
感想
ゲームへの導線を意識した、世界観のリアリティへのこだわりが感じられた。ポケモンのちょっとしたしぐさにもリアリティや可愛らしさがあり、ゲームから入ってきたユーザーも観る価値のある作品になっている。
ストーリーはアニメ独自のものでありながら、キマワリ集め等のイベントやポケモンの知識はゲームと共通であり、どんどんポケモン沼にハマってゆく仕掛けがしてある。今回登場したネモやコルサさんも、私にとってはゲームでポケモンバトルをした仲なのでとても親近感をおぼえた。
ポケモンそれ自体はデザインだけでもカワイイのだが、アニメで動いて鳴いている姿は格別で、特にリコのパートナーであるニャオハは生き生きとダラダラしていて超絶甘やかしたくなる。ポケモンの動きや情報にいたるまでひとつの手抜きもなく、世界中のポケモンが大好きな人たちの期待に全力で答えてみせている。
今回はコルサさんの指導で少し成長したロイが印象的だった。リコは前回の決意によってライジングボルテッカーズの一員にとして迎えられたし、これからも少しづつ少しづつふたりは成長してゆくのだろう。その間に何本のポケモンが発売されるのだろうか。私もできるだけその冒険に付き合いたいと思う。
黒いレックウザを探してコルサさんに会いに来たリコとロイ。その途中でチャンピオンランクのトレーナーであるネモに遭遇する。ネモによると、コルサさんは最近はジムをお休みしているようだ。