[アニメ レビュー] 八十亀ちゃんかんさつにっき 第2話 「トーキョーもん」
八十亀ちゃんかんさつにっき
「八十亀ちゃんかんさつにっき」は名古屋のあるあるネタを題材にした”ゆるアニメ”である。ご当地アニメとしては優秀で、他県出身の方も、もちろん愛知県出身の方も楽しめるアニメとなっている。2021年4月現在、3期まで放映されている。
話の題材は方言からシャチホコネタ、はては”名古屋飛ばし”からサッカー・野球・アイドルに至るまで全て名古屋ネタで構成されている。3期までくると、さすがに他地域のキャラクターやネタも登場するが。
八十亀ちゃんもかわいいし名古屋ネタも面白いし短いしでお手軽に楽しめる。東海出身の方はもちろん、他地域の方も名古屋に行ってみたくなる観光促進アニメだ。
※本記事は2021年4月13日時点での視聴をもとにした記事です。
第2話 「トーキョーもん」
第2話の長さは3分30秒(210秒)。独断で起承転結の4つに分割している。これ以降はネタバレ注意です。
第1話の終わりで出会いを果たした八十亀ちゃんと界斗だったが、八十亀ちゃんはペットボトルを見て逃げてしまう。八十亀ちゃんの落とした生徒手帳を手に歩く界斗。とある喫茶店の前を通ると…。
<登場人物>
八十亀 最中(やとがめ もなか)
学校では写真部に所属する高校1年生。ネコのような髪型をしている。地元愛あふれる名古屋人。
陣 界斗(じん かいと)
東京から名古屋に引っ越してきた高校2年生。ネコ好き。たまに飛び出す東京マウント発言が鼻につく。
只草 舞依(ただくさ まい)
写真部の高校1年生。八十亀ちゃんが大好きで、いつもシャッターチャンスを狙っている。八十亀ちゃんが普段は見せない表情を引き出してくれる界斗には少し感謝している。今回の出番は少ない。
※背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。
起 (35秒)
0-10 注意事項 10秒
10-25 生徒手帳に味噌 喫茶店で発見 15秒
25-35
ネコみたいな子 10秒
承 (63秒)
35-55 朝はコメダ シロノワール 20秒
55-1:05 なぜバレた 東京もんのマウント 10秒
1:05-1:20
水でバレた グビグビ飲める 15秒
1:20-1:38 カルピス 名古屋の水 18秒
コメダ、大好きです。承では、名古屋の水自慢が聞ける。
転 (52秒)
1:38-1:50 トースト付いてきた 12秒
1:50-2:05 オプション多すぎ 15秒
2:05-2:30 名古屋弁かわいい マウント2回め 25秒
一度は名古屋でコーヒーを頼んでみたい。転では、名古屋の過剰なサービス精神の紹介をしている。
結 (60秒)
2:30-2:54 シロノワールの逆襲 24秒
2:54-3:24 エンディングテーマ 30秒
3:24-3:30 シロノワールうま 謎の少女 6秒
シロノワールは小さい方でも十分に大きい。結では、名古屋を知らない界斗がシロノワールの洗礼を受ける。
シーンリプレイ
25-35
ネコみたいな子 10秒
貴重なネコ設定が活きているシーン
1:05-1:20
水でバレた グビグビ飲める 15秒
この辺の名古屋弁かわいい
感想
シリーズを通してギャグに徹しているものの、ちゃんと名古屋の魅力や楽しみ方を教えてくれる。さすが八十亀ちゃん”観光文化交流特命大使”に任命されているだけのことはある。
”寿がきや”や”あのお菓子”が名古屋だったり、他県の名物が実は名古屋名物にされていたりという豆知識も勉強できて面白い。3期まで観れば名古屋に興味がわいているはずだ。
後半に進むほど八十亀ちゃんのネコ設定がなくなっていくのが残念だが、かわいいのは変わらないのでヨシとしよう。
あと、エンディングテーマのときにスタッフ全員の出身地が書かれているので、同郷のスタッフを見つけたらなぜか嬉しいのもこのアニメならではの楽しみである。
第一話からの続きで、味噌を挟んだ生徒手帳を落とした八十亀ちゃん。起では、界斗が生徒手帳を落とした八十亀ちゃんを喫茶店で見つける。