[アニメ レビュー] 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima ＋ 第5話 As soon as you trust yourself, you will know how to live.
『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima ＋
ついに始まったヒプノシスマイク第2期。ストーリーパートとラップバトルパートという構成はそのままに、物語の舞台や登場キャラクターも増えている。追加されたのはナゴヤの「Bad Ass Temple」とオオサカの「どついたれ本舗」。どちらも個性的で面白いメンバー揃いのディビジョンだ。
とにかく各ディビジョンのメンバーが大勢登場するので、自分の好みのキャラクターが見つかるはず。ヒプマイが初見という方は自分の推しを吟味しながら楽しむというのもいいだろう。今回は私の好きなシンジュク・ディビジョンの「麻天狼」がメインをつとめる回だ。
違法マイクによる一般市民の暴徒化事件の謎を追ってナゴヤにやって来た寂雷先生。事件の裏で暗躍する正体不明のDJグループ「TBH」。果たして寂雷先生は事件の謎に迫ることができるのだろうか。
※本記事は2023年11月18日時点での視聴をもとにした記事です。
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As soon as you trust yourself, you will know how to live.
第5話の長さは23分40秒（1420秒）。独断で起承転結の４つに分割している。これ以降はネタバレ注意です。
第5話 As soon as you trust yourself, you will know how to live.
TBHは明日の夜にシークレットゲストで現れるという。それはさておき、一二三の働く店「fragrance」のヘルプを全員ですることになった。様々なタイプのイケメン揃いで夢のような時間を過ごす子猫ちゃんたちなのだった。
TBHの陽動作戦はそれぞれのデータを収集することだった。だがしかし、罠であると知りながらも、覚悟を決めてTBHとの対決にのぞむ一同だった。
各場所へ向かった一同だったが、結果はどれもハズレ。まんまとTBHに振り回されただけだった。次の決戦の地はオオサカ。どんな危険が彼らを待ち受けているのだろうか。
第5話の見どころ
- みんながホストに！？
- 一二三と独歩のじゃれ合い
- ラップバトルMV
※背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。
起 （115秒 + 275秒）
0-15
ホストの看板 15秒
15-1:55
OP：「RISE FROM DEAD」Division All Stars 100秒
1:55-2:55
TBHを探して 60秒
2:55-3:35
摩天楼が集合 40秒
3:35-4:10
ホストたちの反乱 35秒
4:10-4:40
押しに弱い独歩ちん 30秒
4:40-5:35
働きすぎて上司に怒られた 55秒
5:35-5:50
寂雷先生も！？ 15秒
5:50-6:30
TBHがイベントに出る 40秒
TBHの手がかりをつかむパート。
承 （320秒）
6:30-7:20
明日の夜 50秒
7:20-7:40
ひとつお願いが 20秒
7:40-8:10
追加の人手 30秒
8:10-8:30
至高のホストクラブ 20秒
8:30-8:37
伊弉冉一二三 キュートな仔猫ちゃんたち 7秒
8:37-8:49
四十物十四 饗応する者である 12秒
8:49-8:56
天国獄 よろしく頼む 7秒
8:56-9:05
山田一郎 一緒に楽しもうぜ 9秒
9:05-9:17
神宮寺寂雷 今宵、お嬢様のお相手をする栄誉を、私に与えてくれますか？ 12秒
9:17-9:35
未成年は働けません 18秒
9:35-9:55
先生、それは診察です 20秒
9:55-10:15
さすが敏腕弁護士 20秒
10:15-10:35
めっちゃ早口で語ってる 20秒
10:35-11:00
シャンパン入りましたー 25秒
11:00-11:30
カンパーイ！！ 30秒
11:30-11:50
これは落ちる 20秒
みんなで一二三のお店でホストのパート。
転 （295秒）
11:50-12:50
データをとる？ 60秒
12:50-13:05
やっぱり利用されます 15秒
13:05-13:50
名古屋でオイタは空劫が許さない 45秒
13:50-14:40
Buster Bros!!!は最強 50秒
14:40-15:25
仲良し一二三と独歩ちん 45秒
15:25-16:00
寂雷先生の予感 35秒
16:00-16:45
麻天狼は最強 45秒
対決を控えそれぞれのチームの結束を確かめるパート。
結 （330秒 + 85秒）
16:45-17:10
敵地に乗り込む麻天狼 25秒
17:10-17:45
ナンバーワン’s 35秒
17:45-18:30
こいつらに見せてやれ 45秒
18:30-19:45
「Dive in」麻天狼 75秒
19:45-20:30
男前だぜ一二三 45秒
20:30-21:30
舞台は大阪へ 60秒
21:30-22:15
これも麻天狼 45秒
22:15-23:35
ED：「Next Stage -SHINJUKU ver.-」麻天狼 80秒
23:35-23:40
次回予告 5秒
TBHに振り回されるパート。
シーンリプレイ
8:10-8:30
至高のホストクラブ 20秒
ファンにとっては夢のようなお店。お出迎えのシーンにも心なしか気合が感じられる。
11:30-11:50
これは落ちる 20秒
こういうのは2次元でしか無理。一二三だから許される。そりゃナンバーワンとるわ。
22:15-23:35
ED：「Next Stage -SHINJUKU ver.-」麻天狼 80秒
作品の世界観を感じさせるED。背景のアニメーションが素晴らしい。
感想
ヒプマイのキャラクターたちがホストとして接客してくれる、美少女アニメでいうメイド喫茶回といったところだ。ファンにとってどれほど神回なのかは想像するしか無いが、それぞれの接客にも個性があり第三者視点で観ても楽しめる回だった。
第2期ではナゴヤとオオサカのキャラクターたちも登場し、物語の舞台もスケールアップした。今回は名古屋のホストクラブを舞台に麻天狼が活躍する回となった。じゃれ合う一二三と独歩を優しい眼差しで見守る寂雷先生の構図が作り出す癒やし空間は、麻天狼の魅力の本質といえよう。その癒やしの空気感は今回のきらびやかなラップバトルシーンでも表現されている
違法マイクをばらまくTBHの目的は主人公たちのデータを集めること。その意味はまだ不明だが、今後の展開で明らかになるだろう。今回も最終回は全員揃っての大バトルになりそうだ。登場キャラクターが多いだけに、どんなバトルMVになるのか楽しみである。
今回のエピソードだけでなく、それぞれの回でキャラクターや各ディビジョンの魅力を描いており、どこから入ってもヒプマイの面白さやカッコよさに触れることができる。ゲームや第1期を知らなくても問題はないだろう。
第2期において私が特に気に入っているのはEDの雰囲気とバックの絵の絶妙なハーモニーだ。ファミリー感あふれる温かいサウンドに、次々と現れるとてつもなくセンスのいいデザインのかわいいキャラクターたち。まさしくヒプマイの魅力を象徴している。私もこんなあたたかい絵が描けるようになりたいものだ。
ナゴヤのホストクラブのヘルプでトップを取ってしまい、他のホストたちから総スカンをくらってしまった一二三。これでは店が回らなくなる。そこで、働きすぎで強制的にバカンスを取らされた独歩と、別件でナゴヤに来ていた寂雷先生にヘルプを頼んだのだった。TBHの手がかりを探していた寂雷先生は、偶然にも一二三からその情報を得ることができたのだった。