[名作1クール レビュー 前編] 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 第11話 亜成虫の森で PORTRAITZ

各話レビューリスト
ある施設から厚生労働省に対する大規模なハッキングが仕掛けられマシタ。しかし厚生労働省は被害届も出さず沈黙していマス。
これは怪しいわ……で、トグサさんがその施設に潜入するのね。どんな事実が飛び出すのか楽しみだわ。
※本記事は2026年4月12日時点での視聴をもとにした記事です。
※記事の中で完全にストーリーのネタバレをしています。
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第11話 亜成虫の森で PORTRAITZ
第11話の長さは24分50秒(1490秒)。ストーリーの流れは以下のとおりデス。
<ストーリーの流れ>
⇩
授産施設の内情
⇩
団長ってなに?
⇩
アオイの正体
起 (110秒 + 220秒)
厚生省へのハッキングについての調査のために、トグサがハッキング元の施設へ潜入しマス。
ネット経由だと足跡が残りそうだから、ハッキング元の施設へ直接行こうっていうのね。じゃあ元刑事のトグサさんが適任だわ。
0-20
ロゴ 20秒
20-1:50
OP:「inner universe」Origa 90秒
1:50-2:35
厚生省へのハッキングにより最高機密が漏れた 45秒
2:35-3:20
厚生省は一切の被害報告を出していない 45秒
最高機密を盗み見されるようなハッキングの被害を報告しないのは、なにか変デスネ。見られたくないものでもあるのでショウカ。
3:20-4:00
トグサ、授産施設へ 40秒
4:00-5:00
どこか不気味な施設内 60秒
なんか人が見当たらなくて不気味な施設ね。
5:00-5:30
通信区画の少年 30秒
承 (335秒)
トグサは潜入調査のため、研修生として授産施設へやってきマシタ。外界とは隔絶された不思議な雰囲気の施設デス。
雰囲気もそうだけど、子どもたちの扱いがひどいわ。こんなの強制労働施設じゃないの。
5:30-6:00
所長のマルタ 30秒
6:00-6:50
逃げ出す少年 50秒
6:50-7:30
サイボーグに捕まっている少年 40秒
えっ、ちょっと乱暴すぎない?本当に眠ってるだけなの?
7:30-8:00
事情を説明するマルタ 30秒
8:00-8:50
電脳閉殻性は電脳への相性が良すぎる 50秒
8:50-9:20
事故を防ぐためにネットワークから隔離する必要がある 30秒
9:20-10:30
職業訓練として防壁迷路のプログラムをしている 70秒
ひどい……これは人間の扱いじゃない。工場の機械とおんなじだわ。
10:30-11:05
トグサの担当はアオイくん 35秒
転 (315秒)
トグサは少年たちとの会話から”団長”という言葉に注目シマス。
いったいなんのことを言ってるのかしらねぇ。さっぱりだわ。
11:05-11:25
警戒心まるだしの子ども 20秒
11:25-12:00
外に出たいなんて思うやつはいない 35秒
12:00-12:30
団長が来ていることに喜ぶ子どもたち 30秒
12:30-12:50
まったく信用されていない大人たち 20秒
これだけ大人が信用されていないと、その団長っていうのがどんな人なのかますます気になりマスネ。
12:50-13:50
トグサの報告 60秒
トグサさんを心配するバトーさんをみると安心しちゃうわ。少佐もなんだかんだいって心配してたみたいだし。
13:50-14:15
団長ってなんだと思います? 25秒
14:15-14:50
僕は耳と目を閉じ…… 35秒
14:50-15:20
美しい世界をつくるの 30秒
15:20-16:20
トグサをからかう少年 60秒
結 (420秒 + 90秒)
チャンスを見計らって所長室へ忍び込んだトグサですが、所長に見つかってしまいマス。
そう、大ピンチなの。でも、事件は意外な方向へいくのよね。
16:20-17:00
懇談会へ出かける所長 40秒
17:00-17:30
所長室へ忍び込むトグサ 30秒
17:30-18:10
所長に見つかってしまうトグサ 40秒
これはまずいデスネ。ごまかしようのない状況デス。
18:10-19:00
サイボーグと戦うトグサ 50秒
19:00-19:30
トグサをぶん殴る所長 30秒
えぇーっ、大丈夫なのかしら。っていうか、所長はまったく躊躇なしだったわね。
19:30-20:00
立ち上がるアオイ 30秒
20:00-20:30
団長の正体 30秒
団長の正体は、このアオイという少年だったようデス。
20:30-21:20
団長はみんなの記憶を消していなくなる 50秒
21:20-21:55
トグサを保護する少佐 35秒
あれっ?トグサさんと戦ったサイボーグが石膏像になってる……どういうことなの。それに、トグサさんの血が無くなってるわ。
21:55-22:40
トグサの電脳の記録から描いた似顔絵 45秒
22:40-23:00
笑い男マーク 20秒
これは……もしかして、アオイくんが笑い男だったの?
23:00-23:20
メッセージが残されたキャッチャーミット 20秒
23:20-24:50
ED:「lithium flower」Scott Matthew 90秒
ちぃーと&レビィの感想
厚生省へのハッキング元と考えられる授産施設への潜入調査が、笑い男事件へとつながる展開に驚かされマシタ。笑い男本人と思われるアオイに、最も近づけたという点でも注目すべき回デシタネ。
授産施設の仲間たちの記憶を全部消したうえで、トグサさんの記憶も改ざんして……ってこれ絶対にアオイくんが笑い男じゃないの。こんなハッキングスキル持ってるなんて絶対そうよ。
最後のシーンでトグサが自信満々に笑い男マークを似顔絵として描いたのも衝撃でしたが、トグサが撃ったアンドロイドが石膏像に変わっていたのも、トグサが所長に頭を殴られたのに無事だったのもアオイの仕業だと思われマス。
これは、トグサさんがはじめからハッキングされていた可能性も考えられるわね。もしかしたら所長だって本当は存在していなかったのかも疑っちゃうわね。最初に授産施設に入ったときに、人の気配がまったくしなかったのもそういうことだったのかなって。
印象的だったのは壁に残されたメッセージ「僕は耳と目を閉じ……」デスネ。これは第1話で少佐がはじめに言っていた台詞にかかるものであり、笑い男マークに書いてある言葉でもありマス。
このメッセージってJ.D.サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」の一節よね。それにJ.D.サリンジャーは「笑い男」っていう短編小説も書いてるわ。このふたつの作品が事件の本質に関わっている可能性があるわね。
「ライ麦畑でつかまえて」は社会や大人への憤りの物語で、「笑い男」における”笑い男”は作品中に登場する義賊になって活躍する少年の物語デスネ。まさに第9話でベビー・ルースが指摘していた笑い男事件の犯人像そのものデス。
スゴいわね……ベビー・ルース。
ハッキングの出どころへ潜入するトグサ