[名作1クール レビュー 前編] 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 第5話 マネキドリは謡う DECOY

各話レビューリスト


6年の沈黙を破り、記者会見の最中に突然あらわれた笑い男。本物なのか偽物なのか、容疑者を追って公安9課が動きマス。

荒巻課長はこの事件にはもっと裏があると踏んでいるみたいね。鬼が出るか蛇が出るか、公安9課の捜査の手腕に注目ね。

※本記事は2026年4月4日時点での視聴をもとにした記事です。

※記事の中で完全にストーリーのネタバレをしています


2300作品のアニメが見放題!
ドコモ以外も登録可能!
31日間無料!【dアニメストア】


第5話の長さは24分50秒(1490秒)。ストーリーの流れは以下のとおりデス。


<ストーリーの流れ>

今回の事件に対する荒巻の見解

特捜が追うナナオ・Aという人物

独自捜査をする少佐

ナナオ=Aの正体


起 (110秒 + 205秒)

記者会見のなか6年ぶりに現れた笑い男。荒巻はその疑惑の目を警視庁に向けマス。

課長はあの会見に現れた笑い男が、本物じゃないって思っているみたいね。その根拠はなんなのかしら。


0-20
ロゴ 20秒


20-1:50
OP:「inner universe」Origa  90秒


1:50-2:40
内務大臣に釘をさされる荒巻 50秒

2:40-3:00
荒巻を待つ少佐とバトー 20秒

3:00-3:35
お前たちには給料分しっかり働いてもらう 35秒

わたし思うんだけど、公安9課のひとたちってか課長と接するときすごいくだけた感じなのよ。でも組織で動くとなったら、課長の命令に忠実に任務をこなすの。この関係ってすごくない?

3:35-4:05
6年ぶりに現れた笑い男は、警視庁の自作自演 30秒

4:05-4:30
笑い男事件の最重要参考人ナナオ=A 25秒

犯人のイメージとはかけ離れた人物を、警視庁が急にマークしはじめたのデスカ。それはちょっと気になりマスネ。

4:30-5:15
ナナオ=Aは過去の活動履歴により、セラノ・ゲノミクス社を解雇されている 45秒

承 (320秒)

事件の真実にたどり着くために、公安9課が調査を開始しマス。

さぁ、課長の推理が正しいかどうか……気が抜けないわね。


5:15-5:35
仕組まれたナナオ=Aの状況証拠 20秒

5:35-6:25
ナナオを犯人に仕立て上げているなにかと、笑い男を演じているナナオ 50秒

6:25-6:50
指示を出す荒巻 25秒

少佐は何か考えがあるのでショウカ。それとも、荒巻の推理に異論があるのでショウカ。どちらにしろ、なにか納得がいっていない点があるようデス。

6:50-7:30
ナナオは周囲の状況をみて、うまく立ち回れる人物 40秒

7:30-8:10
ナナオが開発したシステムは、セラノ・ゲノミクス社に横取りされた 40秒

8:10-9:05
ナナオはヤクザと手を組もうとしていた 55秒

ここまで聞いて、ナナオさんってどんな人なのかよくわからないわね。立ち回りが上手いけど会社に手柄を横取りされてヤクザと手を組む?要領がいいのか悪いのか、気が強いのか弱いのか……。

9:05-9:35
難航しそうなイシカワの調査 30秒

9:35-10:20
しびれを切らすバトー 45秒

10:20-10:35
消えた少佐 15秒

転 (385秒)

少佐は独自の方向から笑い男事件を調査しているようデス。

これ、少佐の隠れ家かしら。かわいい女の子をふたりもはべらせて……うらやましいったらありゃしないわね。


10:35-11:15
笑い男事件の当時の風評を探る少佐 40秒

11:15-12:00
2024年2月3日の朝のニュース映像 45秒

12:00-12:50
笑い男の登場シーン 50秒

これは……トグサさんが笑い男を”少年っていうイメージ”って言ってたけど、まさにそんな感じだわ。

12:50-13:35
犯行予告を甘く見たため誘拐された瀬良野氏 45秒

13:35-13:55
莫大な身代金を要求後に連絡が途絶えた 20秒

この事実と朝のニュース映像とを考え合わせると、笑い男の真の目的は金では無かった可能性がありマスネ。

13:55-15:00
一部で人気となった笑い男のマーク 65秒

15:00-15:45
セラノ社の株価暴落によって脅迫のターゲットが移っていった 45秒

15:45-16:12
謎を残したまま消えた笑い男 27秒

16:12-17:00
笑い男なんてものは、はじめから存在しなかった 48秒

ネット社会の暗部から自然発生的に生まれてきた生命体ってのは理論が飛躍しすぎかもしれないけど、”つながりを持たない共犯者たち”っていうのは面白い発想ね。

結 (380秒 + 90秒)

ナナオ=Aを追い詰めるため、公安9課は捜査を続けマス。

少佐は自分の直感にしたがってスタンドプレーを選んだわ。それが吉と出るか凶と出るか……。


17:00-17:35
独自の捜査を申し出る少佐 35秒

”ゴーストがささやく”っていうのは、わたしたちの言葉でいう”直感”ってとこかしら。なんか、日常で使いたくなっちゃう言い回しね。

17:35-17:55
スタンドプレーから生じるチームワーク 20秒

これも有名な課長の名言デス。各個人のスタンドプレーが、結果として素晴らしいチームプレーに昇華される……といった意味デスネ。

17:55-18:30
各所に調査の変更を伝える荒巻 35秒

18:30-19:10
ナナオの電話 40秒

どういうことなの?これから起こることはナナオさんが計画してたことだけど、犯行予告は他の誰かが勝手にやったってことかしら。じゃあ記者会見のアレは、やっぱり本物の笑い男かもしれないわ。

19:10-19:50
会場に到着する警視総監 40秒

19:50-20:30
動かないナナオ 40秒

20:30-21:40
ナナオの人物像はすべて改ざんされたものだった 70秒

これは意外な結果デシタ。イシカワの捜査能力は恐るべきものデスネ。

21:40-21:50
通信にノイズを感じる少佐 10秒

21:50-22:30
ナナオの部屋へ踏み込むトグサとバトー 40秒

22:30-23:20
ウイルスを送信するナナオ 50秒


23:20-24:50

ED:「lithium flower」Scott Matthew 90秒




ちぃーと&レビィの感想

今回はいつにも増して見応えのある展開デシタネ。記者会見に現れた笑い男は、警視庁の自作自演だという荒巻の推理には驚かされマシタ。ワタクシとレビィは、本物の笑い男が登場したものだと思っていましたカラ。

課長は、最近になって急に都合よく状況証拠がゴロゴロ出てきたナナオ=Aっていう人物が怪しいと思っている。特捜を騙してナナオ=Aを逮捕させようとする警察内部の動き。そして笑い男を演じるナナオ=A。このふたつを同時に押さえたいと課長は思ってたわけね。

しかし聞き込みをしても、集まってくるナナオ=Aの情報は満足のいくものではありませんデシタ。それもそのはずで、証言者の証言はすべて何者かに上書きされた記録だったのデス。

イシカワさんの捜査でそれがわかったのよね。でもイシカワさんの”一人称”がどうとかっていう報告、わたしにはいまいち理解ができなかったんだけど……どうなってたのアレ。

ひとつひとつ順番に確認していきまショウ。まずナナオ=Aに関する証言で、不自然なところがあった証言が43例ありマシタ。その43例の証言では、強制認識言語プログラムにより、必ずナナオを称賛する傾向がありマシタ。

そういえば、本編に登場していた3人の証言者も、証言内で必ずナナオをほめている発言をしていたわ。

それに加えて、証言者らが証言したナナオ=Aの人物像は、何人かの人格を合成したものデシタ。そのために、証言によるナナオ=Aの人物像には、別人の人物像かと思われるような食い違いが発生していたと推測されマス。

不自然な43例の証言は、合成した複数の人物の人格についての証言を、ひとりの人格”ナナオ=A”についての証言として話していたのね。それじゃあ、いくら証言を集めて分析したってちぐはぐな人物像が浮かび上がってくるだけで、ちっともナナオ=Aの本当の人物像が絞れないじゃない。

そうデスネ。それなのに各証言者たちにナナオの写真を見せると、みんな同様にそれが”ナナオ=A”だと断言してしまうわけデス。そこに気づいたイシカワはさすがだと言わざるをえマセン。

事件の展開をみている限り、まだまだわたしたちが思いもよらない事実が隠されていそうなのよね。少佐の言っていた「どうしても一つだけピースがはまってない気がするの」っていうのも気になるし。

犯行予告に関しても、ナナオ=Aは「俺がやったんじゃないんだけどな」と言っていマシタ。また、ナナオ=Aは笑い男にあこがれているような発言もしていマス。

公安9課も騙しちゃうようなナナオ=Aのハッキング技術は相当なものだと思うけど、そんな彼をさしおいて犯行予告を実行した誰かがいるってことよね。もしかしたら、そっちは別の第三者かあるいは本物の笑い男かも……だとしたら、どんだけ広がってくのよこの事件は。