[名作1クール レビュー] ゼロの使い魔 第11話 「ルイズの結婚」

各話レビューリスト

※本記事は2024年3月3日時点での視聴をもとにした記事です。


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第11話 「ルイズの結婚」

 第11話の長さは23分40秒(1420秒)。独断で起承転結の4つに分割している。これ以降はネタバレ注意です



「ルイズの結婚」

 ワルドとの勝負に負け心が折れる才人。ワルドとの結婚を決意するルイズ。ふたりの想いはすれ違う。それに乗じルイズから才人を引き離そうと急ぐワルド。その頃サイトとギーシュには、あの土くれのフーケが襲いかかっていた。

 大ピンチのギーシュと才人のもとに現れたのはキュルケとタバサだった。なんとかフーケとの戦闘を避けられた才人は、去り際のフーケの一言で自分たちがワルドに嵌められたことに気づき始めた。しかしルイズはワルドの結婚の申し込みを受ける意志を固めていた。それが正しいのだと自分に言い聞かせながら。

 無事にウェールズ皇太子に手紙を届けることができたルイズ。しかしついに本性を現したワルドに結婚を急がされる。ワルドこそが事件の黒幕であるレコンキスタの一味だったのだ。操られ結婚を認めそうになるルイズ。そのとき!

 ベルダンデのおかげでギリギリで駆けつけることができた才人。しかしウェールズ皇太子はワルドの凶刃に倒れてしまった。皇太子から指輪を受け取ったルイズだったが、アンリエッタへの手紙はワルドに奪われてしまった。傷つき涙するルイズに寄り添う才人。これからは自分がルイズを守るという決意を固めるのだった。

 第11話の見どころ

  • どんどん離れるふたりの気持ち
  • ワルドの正体
  • 立ち直る才人

背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。



起 (300秒)

0-1:10
傷つくふたり 70秒

1:10-1:23
衝撃の告白 13秒


1:23-2:53
OP:「First kiss」ICHIKO 90秒


2:53-3:40
まさかのフーケ登場 47秒

3:40-4:20
図られた 40秒

4:20-5:00
土の戦い 40秒


 ルイズから才人が引き離されるパート。

承 (370秒)

5:00-5:45
嘘つき…… 45秒

5:45-6:15
キュルケとタバサ 30秒

6:15-6:45
目的は足止め 30秒

6:45-8:00
まんまと嵌められた 75秒

8:00-8:55
言っちゃった 55秒

8:55-9:30
フーケとワルド 35秒

9:30-9:50
ベルダンデ登場 20秒

9:50-10:35
探りを入れるワルド 45秒

10:35-11:10
自分をごまかすルイズ 35秒


 ルイズが結婚を受ける決意をするパート。

転 (320秒)

11:10-12:00
アンリエッタの指輪 50秒

12:00-12:40
ウェールズ皇太子 40秒

12:40-13:55
黒幕・レコンキスタ 75秒

13:55-14:15
皇太子の覚悟 20秒

14:15-15:25
ワルドの本性 70秒

15:25-16:30
誓いま…… 65秒


 ワルドの正体が明らかになるパート。

結 (325秒 + 105秒)

16:30-17:00
ベルダンデの活躍 30秒

17:00-17:45
皇太子の最期 45秒

17:45-18:30
人は変わる 45秒

18:30-19:00
ガンダールヴのチカラ 30秒

19:00-19:40
才人の心を奮い立たせるもの 40秒

19:40-20:20
奪われた手紙 40秒

20:20-20:55
みんなが助けてくれた 35秒

20:55-21:55
俺がついている 60秒

20:55-21:55
俺がついている 60秒!


21:55-23:25
ED:「ホントノキモチ」ルイズ(釘宮理恵) 90秒


23:25-23:40
次回予告 15秒


 ワルドからルイズを取り戻すパート。


シーンリプレイ

15:25-16:30
誓いま…… 65秒

 ここでヒーローの登場!分かっていてもワクワクする場面だ。


19:00-19:40
才人の心を奮い立たせるもの 40秒

 自分のルイズへの気持ちに正直になった才人。命をかけて守るべきものを見つけた人間は強い。それこそがガンダールヴのチカラの秘密だった。


20:55-21:55
俺がついている 60秒

 本当に自分を守ってくれる相手は才人だった。ルイズはキスの相手を間違えなかったのだ。


感想

 才人とルイズの関係が崩壊寸前まで追い込んでからの大逆転が気持ちいい。ガンダールヴのチカラが真価を発揮するためには、才人のマインドセットが重要だという点も素晴らしい。

 単なる根性論ではなく、いちどコテンパンに敗れた相手に立ち向かう勇気が必要だったのだ。どうやっても勝てるはずのないワルドに対して、ルイズのために才人は自分を奮い立たせたのだ。

 今回はギーシュのベルダンデやキュルケとタバサたちに助けられ、学院の仲間との絆が感じられるのも嬉しい。レコンキスタによって皇太子は亡き者にされ、アンリエッタへの手紙も奪われてしまったが、ルイズを取り戻すことには成功した。

 ワルドによるとルイズの魔法には何か秘密がありそうだ。以前に学院の宝物庫の扉をふっ飛ばしたのも実はルイズの魔法だった。ワルドはルイズの虚無のチカラと自身の出世欲のためにルイズと結婚しようとしたのだ。愛なんてひとつも無かった。

 真の力に目覚めた才人に怖いものはない。あとは仲間たちと共にレコンキスタの企みを阻止するだけだ。