[名作1クール レビュー] ゼロの使い魔 第3話 「微熱の誘惑」

各話レビューリスト

※本記事は2024年1月10日時点での視聴をもとにした記事です。


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第3話 「微熱の誘惑」 

 第3話の長さは23分40秒(1420秒)。独断で起承転結の4つに分割している。これ以降はネタバレ注意です



「微熱の誘惑」

 ルイズのお世話にまだ自分を納得させられない才人は、ルイズが「ゼロのルイズ」とバカにされている意味を知り大喜び。それを茶化す歌まで作ってしまい、ルイズを激怒させ、おまけに罰まで与えられてしまった。

 ギーシュとの決闘で一躍平民のヒーローとなった才人。その活躍にシエスタやキュルケも才人に注目しているようだ。恋に燃え上がるキュルケに誘惑された才人だったが……。

 キュルケに押し切られそうになった才人を連れ戻しに来たルイズ。キュルケのツェルプストー家とルイズのヴァリエール家は犬猿の仲。キュルケにだけは才人をとられたくないルイズなのだ。その事をしっかりとしつけられた才人は、また余計な一言でお仕置きされるのだった。

 才人へのプレゼントをめぐって争うキュルケとルイズ。そのプライドの張り合いは決闘にまで発展してしまう。しかし才人が選んだのは、おしゃべりをする不思議な剣。デルフリンガーだった。

 第3話の見どころ

  • ルイズのコンプレックス
  • モテモテの才人
  • デルフリンガーとの出会い

背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。



起 (305秒)

0-30
洗濯を押し付けられた 30秒

30-1:04
使い魔の管理 34秒


OP:「First kiss」ICHIKO 90秒


2:34-3:10
主人のお供は義務 36秒

3:10-4:00
メイジのランク 50秒

4:00-5:05
ゼロのルイズの歌 65秒


 ゼロのルイズのパート。

承 (295秒)

5:05-6:05
一言多い才人 60秒

6:05-6:53
平民のヒーロー 48秒

6:53-7:35
キスはいらん 42秒

7:35-8:30
シエスタと 55秒

8:30-9:40
キュルケの誘惑 70秒

9:40-10:00
ただのお友達 20秒


 モテモテ才人のパート。

転 (290秒)

10:00-10:30
お友達多すぎ 30秒

10:30-11:00
押し切られる才人 30秒

11:00-11:30
ルイズの殴り込み 30秒

11:30-12:05
ちょろい才人 35秒

12:05-13:00
お仕置きタイム 55秒

13:00-13:40
キュルケだけは許せない 40秒

13:40-14:30
才人の能力 50秒

14:30-14:50
またご褒美 20秒


 ルイズに見つかってお仕置きされるパート。

結 (425秒 + 105秒)

14:50-16:00
キュルケとタバサ 70秒

16:00-16:25
シルフィード 25秒

16:25-17:00
才人ならもっと大きなのも使えるはず 35秒

17:00-17:25
護身のために 25秒

17:25-18:25
安物の古びた剣 60秒

18:25-18:55
ルイズの優しさがしみる 30秒

18:55-19:50
キュルケの武器 55秒

19:50-20:30
バトル勃発 40秒

20:30-20:45
またまたご褒美 15秒

20:45-21:00
決闘!? 15秒

21:00-21:55
変が集まるルイズ 55秒


21:55-23:25
ED:「ホントノキモチ」ルイズ(釘宮理恵) 90秒


23:25-23:40
次回予告 15秒


 才人がデルフリンガーと出会うパート。


シーンリプレイ

4:00-5:05
ゼロのルイズの歌 65秒

 調子に乗って煽る才人。絶対に怒られるやつ。見ていてヒヤヒヤする。


13:00-13:40
キュルケだけは許せない 40秒

 ルイズにとってキュルケは絶対に負けられない相手。キュルケとだけは浮気してほしくない。


21:00-21:55
変が集まるルイズ 55秒

 才人がただものではないのと同時に、変なのが集まってくるルイズもただものではないのだ。


感想

 今回はルイズの魔法学院での立場や扱いが、才人にも分かってくるという回である。無能とか貧乳とか当時はOKだったイジりも、今ではちょっとやりすぎかなと思う。完全にセクハラにしか見えない。

 ギーシュとの決闘で勝利した才人は、好奇の目にさらされると同時にモテモテになってしまう。シエスタやキュルケといったルイズとは違うタイプの女の子と出会い、まさにハーレム状態といったところだ。

 なかでもルイズとキュルケは個人的にも家柄的にも犬猿の仲。どちらも「コイツだけには負けられない」といった感じだ。最後の「どっち!?」攻撃は羨ましくもあり、気の毒でもある。どっちを選んでも禍根を残しそうだ。

 ギーシュとの一連の揉め事で表面化しつつある才人の能力。それを察知する校長たちの動き。剣の扱いが得意ならと、才人の身を守るため剣をプレゼントしようとするルイズ。そういった行動からは彼女の心根の優しさも見え隠れする。

 才人もルイズの本質に気づき始め、少しづつ彼女にひかれてゆく。才人自身の能力の秘密と紋章の謎。近づいてゆくルイズと才人の心の距離。この絶妙なバランスがゼロの使い魔の魅力だ。

 才人の相棒となったおしゃべりな剣、デルフリンガーの放った「おまえ使い手かよ!」という一言。やはり才人は只者ではないみたいだが……。