[名作1クール レビュー] けいおん! #13 けいおん!番外編 「冬の日!」
各話レビューリスト
※本記事は2023年8月26日時点での視聴をもとにした記事です。
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#13 けいおん!番外編 「冬の日!」
#13の長さは23分50秒(1430秒)。独断で起承転結の4つに分割している。これ以降はネタバレ注意です。
#13 けいおん!番外編 「冬の日!」
律だけでなくどことなくみんなソワソワした雰囲気。唯が鍋パーティーを提案するも、みんなに断られてしまう。みんなそれぞれにちょっとの生活の変化があったようだなのだが。
それぞれの日曜日を過ごす放課後ティータイムのメンバー。しかし風向きが悪くなってきて不安な先行きに。そんなとき、唯が気の抜けたメールを全員に送りつけてきた。
唯の気の抜けたメールをきっかけに集まる放課後ティータイム。いつの間にかいろんな不安も吹き飛んで、なんだかんだでいつもの楽しい軽音部なのでした。
#13の見どころ
- 寒さと心情の重ね合わせ
- 細やかな表情などの演出
- 最後はあったかい場所で
※背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。
起 (300秒)
0-5
ロゴ 5秒
5-30
スリスリ 25秒
30-48
はぁーっ 18秒
48-1:25
ひとりぼっち 37秒
1:25-1:55
ねことあずにゃん 30秒
1:55-2:06
寒いねー 11秒
2:06-3:36
OP:「Cagayake!GIRLS」桜高軽音部 90秒
3:36-3:50
冴えない表情 14秒
3:50-4:22
つめた~い 32秒
4:22-5:00
失望した! 38秒
ある冬の寒い日のパート。
承 (300秒)
5:00-5:30
律がおかしい 30秒
5:30-6:30
断られる鍋 60秒
6:30-7:00
憂は優秀 30秒
7:00-7:30
紬に彼氏? 30秒
7:30-7:55
あずにゃんは買い物 25秒
7:55-8:20
やっぱりおかしい律 25秒
8:20-8:55
周囲を確かめる律 35秒
8:55-9:35
ねこVSあずにゃん 40秒
9:35-10:00
初めてのタイムカード 25秒
それぞれの生活の変化のパート。
転 (420秒)
10:00-10:15
小旅行の澪 15秒
10:15-10:30
お寝坊の唯 15秒
10:30-11:10
ラブレター? 40秒
11:10-11:40
かわいいよっ!! 30秒
11:40-12:30
ねこと和解した 50秒
12:30-13:00
かわいい店員さん 30秒
13:00-13:18
いい歌詞ができそう 18秒
13:18-13:58
お姉ちゃんには甘くなる憂 40秒
13:58-14:25
みんなが恋しくなる澪 27秒
14:25-15:20
田井中姉弟 55秒
15:20-15:45
バイトでのミス 25秒
15:45-16:00
吐き出すねこ 15秒
16:00-16:20
心に引っかかる 20秒
16:20-17:00
これが唯 40秒
それぞれの日曜日のパート。
結 (315秒 + 95秒)
17:00-17:30
あずにゃんのヘルプ 30秒
17:30-17:50
毛玉を吐いただけでした 20秒
17:50-18:10
ほっこり一口 20秒
18:10-18:25
みんなからの返信 15秒
18:25-19:00
唯のところに集まる 35秒
19:00-19:50
ラブレターは澪だった 50秒
19:50-20:10
結局みんな集まりました 20秒
20:10-21:30
あったかい手 80秒
21:30-22:15
武道館を目指して 45秒
22:15-23:45
ED:「Don’t say “lazy”」桜高軽音部 90秒
23:45-23:50
ロゴ 5秒
結局みんなで集まっちゃうパート。
シーンリプレイ
5-30
スリスリ 25秒
それぞれの寒さ表現のリレー。体感や気持ちまで共感させられる詩的な映像の演出。
8:55-9:35
ねこVSあずにゃん 40秒
とてつもなく可愛いバトル。明らかに猫のほうが優勢だ。
20:10-21:30
あったかい手 80秒
あったかいのはみんなの心。結局「けいおん!」はそういうことなのだ。
感想
キャラクターそれぞれの話が入れ替わりながら進んでゆき、結局はみんなが集まるところに集約されるストーリー。それぞれが日常から少しはずれ新しい経験をする。そこには未知の不安や失敗があり、それに戸惑うことも当然あるわけだ。
猫を預かる梓、バイトを始める紬、インスピレーションを求め小旅行に出かける澪、恋を意識する律。それぞれに行き違いやトラブルに見舞われ不安におちいってしまう。そんなとき、みんなを救ってくれるのは唯だ。
いつものトボけた調子で変なメールを送り、不安になったみんなの気持ちを一気に放課後ティータイムへと引き戻してくれる。梓の問題には家まで駆けつけて側に寄り添ってくれる。そして結局みんなを集めてしまう。
この物語で言う”あったかい”は唯たちが作り出す空気や音楽の象徴。手があったかいのも紅茶があったかいのも軽音部だからなのだ。大人になる途中のみんなが人生で不安になったら、いつでも帰ってこれるあたたかい場所。それがこの部室だ。
今回はいつも以上に表情や仕草が繊細に表現されており、彼女たちの出会ったありふれた不安がよく伝わってくる。純粋であるが故になんでも真正面から受けてしまう彼女たちは尊くもありかわいらしくもある。
番外編ということで2期へのつなぎ回だったわけだが、思春期の純真無垢な反応を見事に描き出した回だったと思う。放映当時には律の前髪をおろすシーンが話題になったので、本編よりも今回の方が印象に残っている方もいるのでは?おかしくないよ!律っちゃん!!
ある冬の寒い日、いつものように部室に集まったメンバーたち。唯と律のおふざけもいつも通り。けどみんな、なんか浮かない表情で……。