[名作1クール レビュー] けいおん! #8 新歓!

各話レビューリスト
※本記事は2023年7月23日時点での視聴をもとにした記事です。
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#8 新歓!
#8の長さは24分20秒(1460秒)。独断で起承転結の4つに分割している。これ以降はネタバレ注意です。

新歓!
新入生の勧誘に出遅れた軽音部だったが、さわちゃんの提案でかわいい着ぐるみでチラシを配ることに。しかしその不気味なたたずまいで人は集まらず、憂にも逃げられるしまつ。憂と純は部室に来てくれたが、軽音部らしい歓迎は何もできなかった。
軽音部のいいところを伝えようと頑張るみんなだったが、上手く伝える事ができない。謎の新入生の子たちも軽音部の活動内容に懐疑的なようだ。しかし憂は、軽音部に入ってからの姉のポジティブな変化に気づいていた。
体験入部に来ていた純はジャズ研に入部してしまった。憂はクラスの女の子を、軽音部のライブに連れて行った。その女の子はライブを観て軽音部に入部することになった。
#8の見どころ
- 謎の音楽少女
- さわちゃんの作戦
- 憂のアシスト
※背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。
起 (318秒)
0-5
ロゴ 5秒
5-1:20
憂ちゃん合格 75秒
1:20-1:27
あった 7秒
1:27-2:57
OP:「Cagayake!GIRLS」桜高軽音部 90秒
2:57-3:40
澪だけ1組 43秒
3:40-4:20
姉妹逆転 40秒
4:20-5:00
ぼっち 40秒
5:00-5:18
和ちゃーん 18秒
新学期と入学のパート。
承 (347秒)
5:18-6:00
新歓に出遅れた 42秒
6:00-6:40
逆効果? 40秒
6:40-7:25
変な人たち 45秒
7:25-7:45
さわちゃんの作戦は大失敗 20秒
7:45-8:15
憂と梓のニアミス 30秒
8:15-8:40
メイド喫茶 25秒
8:40-8:55
音楽室は魔境 15秒
8:55-9:35
唯を放っておけない憂 40秒
9:35-9:58
かっこいい律さん 23秒
9:58-10:18
優しそうな紬さん 20秒
10:18-10:50
かわいい澪さん 32秒
10:50-11:05
結構です 15秒
11:05-11:40
ひとりの少女がここに 35秒
新入生を歓迎するパート。
転 (240秒)
11:40-12:25
なにやってんだ 45秒
12:25-12:55
信頼感ゼロの軽音部 30秒
12:55-13:20
清き一票を 25秒
13:20-14:00
純ちゃんは望みうすい 40秒
14:00-14:10
またこの子 10秒
14:10-14:40
ギターに夢中な唯 30秒
14:40-15:05
楽しいところ 25秒
15:05-15:40
変わってない 35秒
新入生の心を全くつかめないパート。
結 (395秒 + 125秒)
15:40-16:00
正反対の澪と唯 20秒
16:00-16:30
ボーカルは誰 30秒
16:30-17:00
ヤダ、ヤダ、ヤダ 30秒
17:00-17:10
はやく下がって 10秒
17:10-17:30
純ちゃんはジャズ研へ 20秒
17:30-18:00
あの子を誘ってみた 30秒
18:00-18:55
止まらない唯のMC 55秒
18:55-21:00
わたしの恋はホッチキス 125秒
21:00-21:30
新入部員が来ない 30秒
21:30-22:15
キター 45秒
22:15-23:45
ED:「Don’t say “lazy”」桜高軽音部 90秒
23:45-24:15
次回予告 30秒
24:15-24:20
ロゴ 5秒
ライブと憂のおかげで新入部員がひとり入るパート。
シーンリプレイ
11:05-11:40
ひとりの少女がここに 35秒
音楽にこだわりがありそうな美少女。ついに「あずにゃん」の登場だ。
15:05-15:40
変わってない 35秒
まぁ、アイス食べたいのはしょうがない。しょうがないよ。
16:30-17:00
ヤダ、ヤダ、ヤダ 30秒
かわいくて、ついついおもちゃにされてしまう澪。律だけでなく唯も加わっているのがてぇてぇポイント。
感想
今回はクラス分けと新入生の勧誘だ。軽音部のノリが悪い方に出てしまい、新入生の獲得に失敗してしまう。活動の内容それ自体の魅力が伝えられなかったのだ。仲良しの部活にはありがちなミスである。主にさわちゃんの責任だが。
唯は憂の「軽音部の一番いいところってどこ?」という質問に「たのしいところかな」と答えている。言葉足らずで分かりにくいが、メンバーやお菓子を食べている時間、そしてもちろん演奏をしている時間など全てを含めて「たのしい」と言っているのだ。
その楽しい雰囲気はライブ演奏で伝わったのだろうか。入部希望者が来なかったことを考えると、面白い人たちだなぁという感想で終わったのかもしれない。だたひとりの少女を除いては。
音楽の本質を個々の個性が溶け合った、もしくはぶつかりあった結晶のようなものだとすれば、軽音部に流れる空気が彼女たちの奏でる音楽そのものだと言えるだろう。それを感じとれた唯一の少女は、たったひとりで部室にやってきた。
その少女はジャズ研を「本物のジャズっていうのとは少し違ったかな」と評している。このことから音楽に対して非常に感度の高いことがうかがえる。その彼女は決してプロのように上手いとはいえない軽音部の演奏に魅せられたのだ。
たくさんの「たのしい」を詰め込んだ軽音部の演奏に魅入られたその少女は、知らず知らず自分の直感に導かれたのだ。
憂が桜が丘高校に合格した。新学期のクラス分けでは唯・律・紬が2組に、澪は1組に分けられた。楽しそうに2組の教室に向かう3人を見送る澪。案の定、1組の教室では澪がぼっちだったが、和ちゃんが声をかけてくれた。