[名作1クール レビュー] ひぐらしのなく頃に 第14話 「暇潰し編 其の壱 ヒナミザワ」
各話レビューリスト
※本記事は2024年9月22日時点での視聴をもとにした記事です。
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第14話 「暇潰し編 其の壱 ヒナミザワ」
第14話の長さは23分40秒(1420秒)。独断で起承転結の4つに分割している。これ以降はネタバレ注意です。
第14話 「暇潰し編 其の壱 ヒナミザワ」
<ストーリーの流れ>
⇩
村への潜入に成功する赤坂
⇩
梨花ちゃまの警告
⇩
園咲家の親族会議の驚くべき内容
※背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。
起 (310秒)
今回からは警察庁の刑事である赤坂を中心とした暇潰し編が始まる。誘拐事件の捜査の一環として雛見沢へ来た赤坂衛。時期としては雛見沢がダム反対運動している途中であり、雛見沢のソトからの客観的な視点で物語を体験することになる。
0-25
雛見沢ダムのニュースと怪しい車 25秒
25-43
憂いの表情の梨花ちゃま 18秒
43-2:13
OP:「ひぐらしのなく頃に」島みやえい子 90秒
2:13-3:20
誘拐事件の調査として雛見沢へ向かう赤坂衛 67秒
3:20-3:35
家族に思いを馳せる赤坂 15秒
3:35-4:00
新人の赤坂を向かわせるのは異例の配置だった 25秒
4:00-4:40
鬼ヶ淵死守同盟は暴力団扱い 40秒
4:40-5:10
大石と赤坂の出会い 30秒
承 (290秒)
村への潜入になんとかこぎつけた赤坂。バスを降りた赤坂は、バス停で眠る美少女に出会い村の案内をしてもらう。にぱー。地元に詳しい大石刑事の赤坂を手玉に取るずる賢さが印象に残る。とぼけたふりをして実は有能で、くえない古狸といった感じだ。
5:10-5:40
園崎家の権力は絶大 30秒
5:40-6:50
ベテラン刑事の大石に手玉に取られる赤坂 70秒
6:50-7:25
村への潜入に成功する赤坂 35秒
7:25-8:15
梨花ちゃまとの出会い 50秒
8:15-9:30
村人の尊敬を集める少女 75秒
9:30-10:00
悲しみの表情を浮かべる梨花ちゃま 30秒
転 (300秒)
雛見沢の自然に魅了された赤坂は、この景色がダムの底に沈んでしまうことを憂いた。しかし梨花ちゃまはかたくなにダム建設を否定する。そして別人とも思われる人格が現れ、赤坂に東京に帰れと警告したのだった。公由のおじいちゃんの登場シーンや梨花ちゃまの豹変シーンは、不気味で雛見沢の闇を感じさせる。
10:00-10:40
梨花ちゃまは御三家のひとりだった 40秒
10:40-11:40
ダム闘争について意見を述べる赤坂 60秒
11:40-12:00
雛見沢の意見を代弁する梨花ちゃま 20秒
12:00-12:50
村長の公由さんとの出会い 50秒
12:50-14:00
ダム計画は無くなると言い切る梨花ちゃま 70秒
14:00-15:00
赤坂に東京へ帰れと警告する梨花ちゃま 60秒
結 (405秒 + 115秒)
雛見沢の親族会議の内容を聞いて御三家の力を認識させられる赤坂。そして駐在所に届けられた大臣の孫に関係する遺失物。果たしてこの事件に鬼ヶ淵死守同盟は関わっているのか。この件はどうやら新人刑事には荷が重い調査だったようだ。
15:00-16:05
園崎家で親族会議が開かれた 65秒
16:05-17:05
知らないはずの誘拐事件についての話が報告された 60秒
17:05-18:10
解釈が難しい事件についてのお魎の言葉 65秒
18:10-18:50
赤坂への警告 40秒
18:50-20:20
公安部の新人刑事についての話題も上がった 90秒
20:20-21:00
雛見沢駐在所に届いた遺失物 40秒
21:00-21:45
高津戸で見つかった大臣の孫の持ち物 45秒
21:45-23:15
ED:「why, or why not」片霧烈火 90秒
23:15-23:40
次回予告 26秒
シーンリプレイ
9:30-10:00
悲しみの表情を浮かべる梨花ちゃま 30秒
雛見沢を「楽しい」と言ってくれた赤坂。梨花ちゃまはその赤坂の悲しい未来を知っているのだ。
10:40-11:40
ダム闘争について意見を述べる赤坂 60秒
赤坂の意見は大人として真っ当なもの。しかし”平和的”という言葉に隠された中央の権力による暴力にも等しいルールの押し付け。はじめから弱者が勝てる仕組みにはなっていない。
17:05-18:10
解釈が難しい事件についてのお魎の言葉 65秒
お魎さんに対するイメージでいかようにも受け取れる言葉だ。園崎家の当主という情報から、お魎さんに冷酷なイメージを持ってしまっている可能性もあるのだ。
感想
今回は圭一たちが活躍する昭和58年から5年前の昭和53年の雛見沢が物語の舞台となる。主人公は警視庁の新米刑事である赤坂衛が、誘拐事件の調査のためダム闘争中の雛見沢へ潜入する。
雛見沢へ向かった赤坂はふたりの人物と運命的な出会いをする。これまでの話で主人公たちや視聴者に不快な思いをさせてきた刑事の大石。そして古手神社の巫女である推定年齢5歳くらいの梨花ちゃまのふたりだ。
協力者として登場する大石はとても頼もしく、刑事としてまだまだ未熟な赤坂にとってはありがたい存在だ。捜査に関する情報だけでなく、御三家の権力がいかに強大かも忠告してくれる。
梨花ちゃまはとても5歳とは思えないような口調で赤坂に「東京へ帰れ」と警告をした。それはまるで何かがのり移ったかのようであった。大石と梨花ちゃまは赤坂に対して好意的で、これから先も味方になってくれると思って間違いないだろう。
御三家の会議ではあらゆる情報が雛見沢で把握されており、すべてが園崎家の手のひらの上で転がされているようにも受け取れる。果たして誘拐事件と鬼ヶ淵死守同盟は関係があるのか。赤坂は無事に東京へ帰ることができるのか。
雛見沢に向かう警視庁の新人刑事。赤坂衛