[名作1クール レビュー] ひぐらしのなく頃に 第15話 「暇潰し編 其の弐 兆し」
各話レビューリスト
※本記事は2024年9月22日時点での視聴をもとにした記事です。
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第15話 「暇潰し編 其の弐 兆し」
第15話の長さは23分41秒(1421秒)。独断で起承転結の4つに分割している。これ以降はネタバレ注意です。
第15話 「暇潰し編 其の弐 兆し」
<ストーリーの流れ>
⇩
俊樹くんの奪還とダム計画の中止
⇩
ひとときの平和
⇩
数年後の現実
※背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。
起 (300秒)
高津戸へ向かった大石と赤坂は村に往診に来た入江先生と出会う。診察した少年に違和感を持った入江先生は、大石と赤坂と共に少年のもとへ引き返した。犯人たちの先を読んでいた大石と赤坂は、少年を救助すべく犯人たちと対峙する。大石のベテランの余裕と刑事の勘。これまでのイメージを払拭するカッコよさだ。
0-30
誘拐された寿樹くん 30秒
30-1:04
目で何かを訴える寿樹くん 34秒
1:04-2:34
OP:「ひぐらしのなく頃に」島みやえい子 90秒
2:34-2:55
赤坂の不安をフォローする大石 21秒
2:55-3:15
高津戸に入る準備をうながす大石 20秒
3:15-4:00
財布はたまたま見つかった 45秒
4:00-4:30
入江先生の違和感 30秒
4:30-5:00
踏み込む大石と待ち伏せする赤坂 30秒
承 (320秒)
明らかに訓練された犯人たちとの大格闘の末、俊樹くんを奪還した赤坂と大石。ダム計画の障害は取り除かれたが、大臣はダム計画の凍結を発表。一連の事件はもっと大きな視点で捉えなければ真相はつかめないようだ。大石のカッコいいシーンが多い。この暇潰し編で大石に対するイメージが変わった人も多いだろう。
5:00-5:45
俊樹くんを取り戻す赤坂 45秒
5:45-6:30
絶体絶命のピンチ 45秒
6:30-7:30
大石の大活躍で俊樹くんの奪還に成功 60秒
7:30-8:00
なんとか一命をとりとめた赤坂 30秒
8:00-8:50
ダム計画は中止が決定した 50秒
8:50-9:40
犯人たちは素人ではなかった 50秒
9:40-10:20
電話を探して病院を抜け出す赤坂 40秒
転 (220秒)
妻へ電話をかけようとする赤坂だが、村のすべての電話が通じない。梨花ちゃまによると「電話をしないほうがいい」という。ダム計画は凍結され雛見沢は存続することとなった。しかし梨花ちゃまの表情は暗い。まるでこの先の惨劇を知っているように。飲めや歌えやの宴会を「退屈なお祭り」と梨花ちゃまが評したのは、圭一たちとの楽しい部活と比べてのことだろう。しかしそれは数年後の話。梨花ちゃまには未来が視えていということか。
10:20-10:50
電話をかけても赤坂が悲しくなるだけ 30秒
10:50-11:30
今日は綿流しのお祭り 40秒
11:30-12:25
退屈なお祭り 55秒
12:25-13:00
これでこの村は平和になる 35秒
13:00-14:00
ここから始まる惨劇 60秒
結 (465秒 + 116秒)
あれから数年後、赤坂は大石と再会し雛見沢で会ったあの少女のことを聞く。オヤシロ様の生まれ変わりと言われた少女・古手梨花。彼女はすべての事件を予言し、そして「死にたくない」と赤坂に助けを求めていた。全てが終わったいま、赤坂には何ができるのだろうか。
14:00-14:40
北海道での再会をはたす大石と赤坂 40秒
14:40-16:10
数年前の梨花ちゃまの行動の意味 90秒
16:10-16:50
雛見沢は全滅した 40秒
16:50-17:20
梨花ちゃまが殺されたたたりで村は全滅した 30秒
17:20-18:00
残酷な殺され方をした梨花ちゃま 40秒
18:00-18:55
すべてを予言していた梨花ちゃま 55秒
18:55-19:45
梨花ちゃまは赤坂にSOSを出していた 50秒
19:45-20:45
雛見沢の今後の予定 60秒
20:45-21:45
梨花ちゃまの想い 60秒
21:45-23:15
ED:「why, or why not」片霧烈火 90秒
23:15-23:41
次回予告 26秒
シーンリプレイ
6:30-7:30
大石の大活躍で俊樹くんの奪還に成功 60秒
大石の刑事としての経験と心意気を感じるシーン。突っ走り過ぎない冷静さもカッコいい。
11:30-12:25
退屈なお祭り 55秒
梨花ちゃまにとっての”お祭り”と”綿流し”は、圭一たちとの楽しい部活だ。
20:45-21:45
梨花ちゃまの想い 60秒
梨花ちゃまが死にたくない理由。それは圭一たちと過ごす”未来の時間”に対する想いだった。
感想
この第15話で「ひぐらしのなく頃に」の出題編は終了だ。鬼隠し編、綿流し編、祟殺し編、それぞれのストーリーは関係があるようでないようで繋がっている。そして暇潰し編はそれらを解き明かす大きなヒントとなる話だ。
そのキーとなるのが古手梨花という存在だ。オヤシロ様の生まれ変わりとも言われ、雛見沢の住人たちに愛される少女。彼女は赤坂に対し雛見沢の惨劇を予言し、そのすべてを的中させた。
そして自分たちは雛見沢を出ては暮らしていけないと嘆き、「死にたくない」と赤坂に助けを求めたのだ。”死”という水面に映った月をかき消すために梨花が放った小石。それは、ただ大好きな人たちと笑顔でいたいという梨花の想いを赤坂に打ち明けることだった。
残念なことに梨花が放った小石は水面の月をかき消すことができなかった。この一連の悲劇を回避することはできないのだろうか。
次からは解答編がはじまる。レビューはここで終わるが、ぜひ物語の結末まで、部活メンバーをはじめとするキャラクターたちの大活躍を楽しんで欲しい。この作品の2次創作が多数作られ、今でも愛されている理由が分かるはずだ。
大石と赤坂の監禁現場への突入