[名作1クール レビュー] ひぐらしのなく頃に 第6話 「綿流し編 其の弐 タカノ」
各話レビューリスト
※本記事は2024年8月5日時点での視聴をもとにした記事です。
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第6話 「綿流し編 其の弐 タカノ」
第6話の長さは23分41秒(1421秒)。独断で起承転結の4つに分割している。これ以降はネタバレ注意です。
第6話 「綿流し編 其の弐 タカノ」
<ストーリーの流れ>
⇩
綿流しの夜、祭具殿に忍び込む圭一たち
⇩
鬼隠しの伝説と祭具殿
⇩
富竹と鷹野は変死していた
※背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。
起 (300秒)
綿流しの準備に参加する圭一。そこで出会う綿流しに集まった人たち。なにか事件が起こる空気がただよい始める。圭一をめぐって魅音を手玉に取る詩音の存在や、初めから自己紹介をしてくれる鷹野。鬼隠し編とは違うシチュエーションで物語が展開してゆく
0-14
魅音の双子の妹・詩音 14秒
14-1:44
OP:「ひぐらしのなく頃に」島みやえい子 90秒
1:44-2:00
綿流しの準備を手伝う圭一 16秒
2:00-3:20
魅音VS詩音 80秒
3:20-4:05
富竹、鷹野、大石の登場 45秒
4:05-5:00
魅音が圭一に話していないアノこと 55秒
承 (320秒)
ダム抗争と連続怪死事件。綿流しと梨花ちゃまの演舞。ここから物語は新しい展開をみせる。詩音に連れ出された圭一は古手家の祭具殿へ侵入することになる。詩音たちにそそのかされて雛見沢の禁忌に触れる圭一。これがもしバレてしまったら、どういうことになるのだろうか。ドキドキする場面である。
5:00-5:30
オヤシロ様はダム抗争の本陣 30秒
5:30-6:20
綿流しの日に起こる連続怪死事件 50秒
6:20-6:40
連続怪死事件は人によるものと鷹野はみている 20秒
6:40-7:20
ひとりが死んで、ひとりが消える 40秒
7:20-7:50
お祭りを舞台にした部活 30秒
7:50-8:10
梨花ちゃまの演舞 20秒
8:10-8:35
圭一を連れ出す詩音 25秒
8:35-9:00
富竹と鷹野に見つかる詩音と圭一 25秒
9:00-10:20
富竹を見張りに古手家の祭具殿に忍び込む3人 80秒
転 (330秒)
綿流しのお祭りには隠された雛見沢の秘密があった。雛見沢の住人には鬼の血がながれており、人里に降りて人をさらって喰っていたという説。綿流しのワタは臓物を意味しているのかもしれない。入ってはいけない禁忌の場所で聞かされた鬼隠しの伝説。祭具殿に侵入したことに罪の意識を感じていた圭一は梨花ちゃまに嘘をついてしまった。おまけに魅音に内緒で詩音と秘密のデートしていたことも、圭一の罪の意識を重くしていたことだろう。
10:20-11:20
綿流しの本当の意味 60秒
11:20-11:50
祭具殿の中にあるのは解剖道具 30秒
11:50-12:40
生きながらワタを引きずり出される気持ち 50秒
12:40-13:20
鷹野の研究は現在の雛見沢でも綿流しが行われている可能性の研究 40秒
13:20-14:00
今夜のことは内緒 40秒
14:00-14:40
祭具殿で鳴っていた音 40秒
14:40-15:20
とっさに嘘をつく圭一 40秒
15:20-15:50
詩音のことを魅音に聞かれビビる圭一 30秒
結 (355秒 + 116秒)
綿流しの夜の秘密はバレていた。魅音の質問にごまかして答える圭一だが、魅音はすべてお見通しのようだ。それは大石が語った通り、園崎家は雛見沢のすべてを掌握しているのだ。そして連続怪死事件は起こってしまった。今年は犠牲者が2人。例年通りならば生贄が2人追加されるはずだ。恐怖に怯える圭一は、その責任を詩音に押し付けようとした。
15:50-16:25
二日酔いで体調が悪い魅音 35秒
16:25-17:00
また昨日のことを確認する魅音 35秒
17:00-17:30
詩音との待ち合わせに大石 30秒
17:30-18:00
いなくなってしまう詩音 30秒
18:00-18:30
魅音が継ぐ園崎家の権力はとても大きい 30秒
18:30-19:10
昨日のことは見られていた 40秒
19:10-20:00
みんなが聞いてくる富竹と鷹野のこと 50秒
20:00-20:25
オヤシロ様の祟り 25秒
20:25-21:00
2人が死んだのなら2人の生贄が必要 35秒
21:00-21:45
取り乱してしまう圭一 45秒
21:45-23:15
ED:「why, or why not」片霧烈火 90秒
23:15-23:41
次回予告 26秒
シーンリプレイ
9:00-10:20
富竹を見張りに古手家の祭具殿に忍び込む3人 80秒
詩音のような美少女にそそのかされたら誰だってそれに乗っちゃうものだ。だからみんな人生を踏み外す。
13:20-14:00
今夜のことは内緒 40秒
秘密の共有。これはもう完全に浮気であり裏切りだ。ひどいことになるに決まってる。
18:30-19:10
昨日のことは見られていた 40秒
敵とか味方とか関係ない。昨日のことは雛見沢の全員に知られているようだ。
感想
これまで謎に包まれていた鷹野が大活躍する。その行動も不気味で怪しく、とにかく信用ならないところが印象的だ。魅音を出し抜こうとする詩音の誘惑もあって、圭一は雰囲気に流されて雛見沢の禁忌に触れてしまった。
これによって圭一は魅音への後ろめたさと、祭具殿に忍び込んだ後ろめたさのふたつの罪を背負うことになった。部活の仲間たちに圭一がとっさに嘘をついてしまったのも、その重大さを感じていたからだろう。
それに追い打ちをかけるように大石から告げられた、鷹野と富竹の変死の報告。例年通りならばあと2人の行方不明者がいるはず。それに該当しそうなのは、もちろん詩音と圭一しか思い浮かばない。
精神的に追い詰められた圭一はらしくない行動をとってしまう。罪の意識から逃れるための詩音への責任の押し付けだ。そんならしくない圭一の姿は哀れで見苦しい。
主人公としての人格を失った圭一には悲しい未来しか思い浮かばない。この先にはどんな悲劇が待ち受けているのか。私たちにはそれを見届けることしかできない。
綿流しの準備で富竹、鷹野、大石に出会う