[名作1クール レビュー] 涼宮ハルヒの憂鬱(第1期) 第9話 サムデイ イン ザ レイン
各話レビューリスト
※本記事は2022年10月28日時点での視聴をもとにした記事です。
2300作品のアニメが見放題!
ドコモ以外も登録可能!
31日間無料!【dアニメストア】
第9話 サムデイ イン ザ レイン
第9話の長さは23分25秒(1405秒)。独断で起承転結の4つに分割している。これ以降はネタバレ注意です。
サムデイ イン ザ レイン
これまでのことを思い出しながら、しみじみと坂を下るキョン。邪魔者であるキョンを追い出したハルヒは、喜々としてみくるの撮影会を始めるのだった。
ストーブを受け取り部室を目指すキョンだったが、途中で雨が降り出してしまった。しかしそんなキョンの災難をよそに、相変わらずみくるの撮影に夢中になるハルヒだった。
長門しかいない部室で電気ストーブを設置したキョンは、ホッとして寝落ちしてしまう。目が覚めると部室にはキョンとハルヒのふたりきりだった。相合い傘、いつもの坂を下ってゆくふたり。少し恥ずかしくなったのか、ハルヒはふざけてキョンをからかうのだった。
第9話の見どころ
- 実写感のあるカメラワーク
- 雨の日の空気感
- あっかんべー
※背景色つき文字で書かれたシーンは、シーンリプレイ対象のシーンです。
起 (238秒 + 122秒)
0-32
モノローグ 32秒
32-2:02
OP:「冒険でしょでしょ」平野綾 90秒
冒険でしょでしょ?
2:02-2:42
部室 静寂 40秒
2:42-3:47
思い出の品々 65秒
3:47-4:01
ハルヒ登場 14秒
4:01- 4:25
ストーブ確保 24秒
4:25-5:40
ハルヒの押し付け 75秒
5:40-6:00
キョン出発 20秒
キョンがハルヒにお使いを押し付けられるパート。
承 (240秒)
6:00-6:16
校舎を歩くキョン 16秒
6:16-6:50
みくるにせまるハルヒ 34秒
6:50-7:20
キョンの懸念 30秒
7:20-7:41
みくるの撮影(メイド服) 21秒
7:41-7:50
坂道を下るキョン 9秒
7:50-8:29
みくるの着せ替え(バニー) 39秒
8:29-8:35
駅で切符を買うキョン 6秒
8:35-9:09
バニーで撮影会 ナースに着替え 34秒
9:09-9:14
電車を待つキョン 5秒
9:14-9:50
ノリノリのハルヒ 36秒
9:50-10:00
駅に電車が到着 10秒
キョンのいぬ間にみくるの着せ替えを楽しむハルヒのパート。
転 (495秒)
10:00-10:06
一雨きそうですね 6秒
10:06-10:12
電車の中 6秒
10:12-10:40
着ぐるみ脱がす 28秒
10:40-11:38
ストーブ受け取り 58秒
11:38-13:54
本を読む長門 136秒
13:54-14:00
帰りの電車の中 6秒
14:00-15:00
引き続き本を読む長門 何かに気づく 60秒
15:00-15:40
帰宅中の谷口と国木田 雨が降り出す 40秒
15:40-16:00
キョンを心配するみくる 濡れながら帰るキョン 20秒
16:00-16:17
部室に鶴屋さん 指差す長門 17秒
16:17-16:26
坂を登るキョン 9秒
16:26-16:43
なぜか一緒に撮影に参加する鶴屋さん 17秒
16:43-16:47
部室で読書の長門 4秒
16:47-17:27
下駄箱で鶴屋さんと会話 部室へ帰る 40秒
17:27-17:46
長門だけ残った部室 19秒
17:46-18:15
体育館での撮影 29秒
雨が降り出すパート。
結 (245秒 + 65秒)
18:15-19:00
ストーブの設置 あたたまって落ち着く 45秒
19:00-19:30
マブタがおりるキョン 30秒
19:30-20:00
長門とキョン 長門が立ち上がる 30秒
20:00-20:15
目が覚めるキョン うろたえるハルヒ 15秒
20:15-21:00
ハルヒが残っていた理由 カーディガンをハルヒに返す 45秒
21:00-21:30
もう一枚のカーディガン もう帰る 30秒
21:30-21:37
一本あれば充分 7秒
21:37-22:00
相合い傘で坂を下りる2人 ハルヒのいたずら 23秒
22:00-22:10
呆れるキョン 10秒
22:10-22:20
あっかんべー 10秒
22:20-23:25
ED:「ハレ晴レユカイ」平野 綾、茅原実里、後藤邑子 65秒
ハレ晴レユカイ
ふたりきりになったキョンとハルヒが一緒に下校するパート。
シーンリプレイ
4:25-5:40
ハルヒの押し付け 75秒
SOS団の日常。ハルヒの登場で全てが動きだす。
15:00-15:40
帰宅中の谷口と国木田 雨が降り出す 40秒
16:47-17:27
下駄箱で鶴屋さんと会話 部室へ帰る 40秒
忘れてはいけないサブキャラクターたち。意外と存在感が強く、物語の世界観にはかかせない人たち。
21:30-21:37
一本あれば充分 7秒
人によっては「あっかんべー」よりもキュンとくるシーン。恥ずかしくて目を合わせられないハルヒ。
感想
「孤島症候群」でみせたハルヒの乙女心。今回はそれを強調するような回になっている。特に最後のキョンだけに見せる表情は最高にキュートだ。本編でもたびたび出てきてしまうハルヒの本心もまた可愛らしく描かれている。
キョンがみくるにマフラーを巻いてもらうときの嫉妬。キョンが目を覚ましたときのうろたえる表情。長門が掛けたカーディガンの上に、上書きするように掛けたハルヒのカーディガン。傘を持ってきていないキョンに傘を渡すときのハルヒの視線。最後のあっかんべー。全てがハルヒを魅力的にみせるための演出になっている。
それ以外でもこの回では固定された部室のカメラを利用したコミカルなシーンや、長門が読書をしながらラジオを聞いているシーンの空気感など、実写の映画やドラマのようであったり遊び心のある映像が面白い。
物語の終盤へ突入するこのタイミングで、ハルヒのキョンへの想いを描いた意味は大きい。ハルヒはキョンが好きなのだ!
12月になろうとしたある寒い日、部室に電気ストーブを置くことになった。例によって電気屋へ受け取りに行く役目を押し付けられたキョンは、しぶしぶ部室を出るのだった。